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2013年5月 管理人

2013/05/26

マネーパートナーズ証券がシステムを改善しました

東証一部に上場(二部からの指定替え)した、我らがマネーパートナーズ証券ですが、パートナーズFXnanoのシステムが改善しました。私的に注目するべき場所は、次の3点です。

  1. 呼び値単位が小数点2桁から3桁に増量
  2. 1回あたりの通貨量が2,000単位から10,000単位に増量
  3. ハイパースピードタッチに7月より対応

思い起こせば、今年の正月に開催された、代表取締役社長・奥山氏のビデオストリーミング配信(&チャット)にて、筆者はチャットに2回ほどAndroidアプリHyperSpeedTouchでFXnanoを使えるようにして欲しいとつぶやきました。そのときの参加者の方も賛同していただき、奥山社長も本件に対してコメントを出してくれました。すなわち、Androidアプリに対応させるためには、システムの修正の他に、小数点以下の取り扱いをどうするか、収益の面など、クリアするべき課題が多いが検討事項に入っているとおっしゃっていたように思います。

今回の知らせを聞いて、さすが、お客様を大事にする証券会社(FX会社ではないらしい)だと感心しました。奥山氏の著書を読んだこともありますが、これこそ、今の時代を生きる会社のあり方のように思います。また、インターネットを通じて、社長がビデオストリーミングを配信して、利用者がコメントを自由に書き、それに回答してくれる。ライブメディアとは、こういう使い方をすれば、ユーザー満足度を上げ、長い目で見て商売が成立するのだと思いました。

東証一部に上場したことをきっかけに、さらにがんばって欲しいと思いました。


*注意:この記事は、マネーパートナーズ証券のステルスマーケティングではなく、ひとりの利用者の感想(独断と偏見に従う)です。

2013/05/25

シティバンクがやらかした

シティバンクがやらかしてくれました。ご迷惑をおかけした方々にはお詫び申し上げます。

さて、シティバンクが発行しているシティカードを利用しています。そのカードの更新月が今年の6月でした。そこで、5月に新しいカードを書き留め郵便で送ってきたわけですが、その送り先の住所が宛先不明ということで戻ってきたそうです。そこで、うちの大学宛てに手紙を送ってきたというのが事のはじまりです。

昨年末に引っ越しをして、住所変更を片っ端から済ませていきました。もちろん、シティカードに関しても変更はしました。さらにいうと、電話で事前に住所変更の依頼をして、インターネット上で変更をして、さらに確認の電話まで入れました。すなわち、普通であれば問題が生じることはないはずです。しかし、なぜか、住所が旧住所にて登録されていました。

シティカードは、昨年末より、システムの大幅な変更作業があったようで、各所にて、二重請求をはじめとするトラブルが数多く報告されていたようです。幸いなことに筆者は遭遇しませんでしが、こんなところで割を食ったようです。ありえないという言葉は一番しっくりきます。これは、シティバンクが米国資本だから、仕事がいい加減なのでしょうか。こういう場合、大学宛てに郵便を送るのではなく、電話でもかけてくれば事足りるように思います。

日本の金融機関であれば、確実に悪いのは相手だと思います。こんなことをやらかしたら(そもそも、そんなことはありえないと思いますけど)、信用問題に関わると思います。しかし、シティバンクは外資系、とくに米国資本なので、米国流に考えると、重要なことを確認しなかったおまえが悪いという考え方なのでしょうか?さらにいうと、結局、新しいカードを再発送するのだから、問題ないだろう?とでも言ってくるつもりでしょうか。

正直なところ、たとえ手数料を多く払ったとしても、日本の企業を利用するべきだと思います。ランキング、評判、ブランドなどで着飾っていても、結局、日本以外の企業は仕事がいい加減だと思いました。世界標準銀行と言っても言い過ぎではないシティバンクのくせに、もっと、きちんと仕事をして欲しいと感じました。

2013/05/24

クロネコ宅急便で5mmの超過で1ランク上にされそうになった件

昨日、荷物を送ろうと思い、100サイズのダンボール箱を用意しました。手元のメジャーで3回ほど計測して、100cmであることを確認しました。それをクロネコヤマトの営業所に持ち込んだところ、120サイズと言われました。そんなことはないと思い、再測定をお願いすると、5mmの超過は譲れず、120サイズである主張は変わりませんでした。極めて不愉快な思いをしたので、その荷物を郵便局に持ち込み直しました。そちらでは、100cmということで、100サイズの荷物として引き受けてくれました。

このような状況におきまして、下記の通り、ヤマト運輸株式会社様に、問い合わせフォームより、質問のメールを送りました。
ヤマト運輸株式会社 御中

 宅急便の計測について質問いたします。先日、貴社の営業所に、私の手元の測定で100cmサイズの荷物を持参いたしました。測定環境は、衣料用の日本製メジャーを用いて3回計測して、100cmであることを確認しました。伝票を記入している際に120サイズになっていた点を質問したところ、改めて測定をし直した上で、101cmであるため120サイズになるという説明をうけました。

 しかし、測定の様子を見ていたところ、ななめにメジャーをかけていた部分があったので、その点を指摘いたしました。そこで、再度、測定をしてもらったところ、100.5cmであり、5mmほど超過しているため、いずれにせよ120サイズであることを告げられました。どうしても納得できなかった上に、この状況は改善しそうになかったので、荷物の依頼を中止しました。その荷物は、日本郵便株式会社様に持参して測定してもらったところ、私の測定結果と同様に100cmでありました。当然、100サイズでの荷物の預かりで、日本郵便様に依頼しました。

 以前も類似のことがあり、極めて不快な思いをしました。今回で2回目になります。そこで、次の3点をご質問いたします。

 (1)宅急便のサイズ決定に関して、5mmの超過をもって、100サイズではなく120サイズとして扱われました。しかし、1回目と2回目の測定において、すでに5mmの測定誤差が生じています。従って、この点を考慮すると、サイズ決定の際に5mmの超過を有効と考えるのは乱暴ではないでしょうか?すなわち、100cmの前後5mmから1cmは測定誤差が含まれる可能性を考慮するべきなのではないでしょうか?

 (2)貴社のスタッフが測定に用いておりましたメジャーがすり切れているようでしたが、定期的なメジャーの較正は行っているのでしょうか?少なくとも、5mmを有効と判断するためには、0.5mm単位での測定精度が必要になるかと思います。貴社の営業所で日常的に使用されているメジャーは、どの程度の測定精度を保証されているのでしょうか?

 (3)サイズ決定の測定を厳密に行うことは良いことだと思います。1cmを超える測定値の超過に関しては、誤差とはいえないと思います。しかし、私の測定結果、日本郵便様の測定結果と5mmの差が生じたことに関して、貴社の測定はどこまで正確に行われているのか疑問に思います。常識的に考えて、数mm程度の測定値の自由度は、誤差として取り扱うべきなのではないでしょうか。

以上、よろしくご回答をお願い申し上げます。
その回答が、下記の通りきました。
森 様

 平素はヤマト運輸をご利用いただき誠にありがとうございます。 宅急便をご利用いただきました際にサイズの測定で、ご不快な思いを おかけして誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。

 同じ採寸の仕方をしていれば1回目と2回目で誤差が出る事はないと 思います。また長期間の使用により擦り切れや伸びによって正確な 採寸ができていない事も考えられます。メジャーの使用期間は特に 決まりを設けておりませんが、傷んだ場合には交換が必要です。

 サイズで料金設定しておりますので、きちんとしたサイズ測定が できるよう担当店を指導したいと存じます。お手数ですが、森様の ご住所等をお知らせ願えますでしょうか。何卒、宜しくお願い申し 上げます。

ヤマト運輸株式会社 担当:佐々木
さすがに、素早い対応でした。この回答に、下記の通り返信しました。
ヤマト運輸株式会社 佐々木 様

 ご丁寧なご回答をいただきまして、ありがとうございます。

 (1)採寸によって1回目と2回目で誤差がでることはない点、(2)メジャーの利用期間は設けておらず、長期間の使用により正確な採寸ができていない場合がある点、(3)担当店のご指導を行われる点、以上3点に関しまして了承いたしました。

 人間が長さを測る場合、必ず測定誤差は生じると思います。(1)についても誤差が生じないという事は理論的な話であり、現実問題としては数mm程度の誤差が生じると見込んでおくべきだと思います。また、メジャーも長期間の利用や測定環境で物理的に変動するもので、少なくとも有効数字としてミリメートル単位で読み取る場合、最小単位として、その10分の1の測定精度は保証するべきだと考えます。少なくとも、基準となる共通のメジャーを用いた定期的な較正、基準となるメジャーの定期的な較正(外部委託等)の必要があるかと思います。(2)に関して、正確な採寸ができていない可能性をなくすような取り組みが必要かと思います。

 ただし、さすがに0.1mm単位で計測することは、現実的に無理だと考えるのが自然ではないかと思います。さらに、較正や整備を現実的に行う場合、そのコストや手間を考えると、こちらも非現実的のように思います。従って、ミリメートル単位で計測した上で、1cm(場合によっては2cm)程度の測定誤差が発生しうると考えるべきだと思います。(3)に関して、担当店のご指導をする場合、正確な採寸の手法を徹底することに併せて、この誤差の取り扱いをどのようにするか、判断し決定する権利を現場レベルの人たちに与えるべきだと思います。

 私の要望は、測定を甘くして欲しいということではありません。平等な料金負担の面から、採寸を厳密に行うことに対しては大賛成です。しかし、1~2cm程度超過により、1ランク上のサイズにするか否かの判断は、誤差を加味して、融通を効かせても良いように考えます。少なくとも、5mmの超過で1ランク上のサイズにするのは、やりすぎのように思います。

 末筆になりますが、今回の件は、香川県高松市の高松レインボーロードセンターでの出来事です。よろしくご対応をお願いいたします。

100cmの長さを測る場合、測定誤差を1%と見積もれば、1cmになると思います。5mmを有効と考えると、0.1%が許容誤差になるかと思います。コスト等を加味すれば、1~1.5%程度の誤差を考慮して、現実的に1cm程度は融通を効かせてしかるべきのように感じます。

今後、クロネコ宅急便が状況を改善させるかが焦点になるかと思います。しかし、3回目を経験したくないので、原則、郵便局にて宅配便を依頼することにします。宅急便の利用は、よほどのことがない限り、二度と使うことはないと思います。

2013/05/23

やはりコストコはいいね!

気分転換も兼ねて、コストコ神戸店に行きました。高速道路料金を節約するために、できるだけ有料道路を使わないようにしました。

コストコに行き、タイヤセンターに寄って、タイヤのローテーションを依頼しました。ついでに、タイヤの空気圧を確認して欲しいことを伝える際に、現在履いているタイヤは地元のディーラーにて取り付けてもらったため、普通の空気が入っていることも伝えました。すると、一度タイヤの空気を抜いてから、チッ素ガスに入れ換えることを提案してくれました。当然、無料です。タイヤのローテーションやチッ素ガスの封入は無料です。次回、タイヤを購入する際は、多少値段が高くても、コストコで買うことが決定しました。アフターサービスがとても素晴らしいです。

店内に入ってから本日の大きな買い物であるメガネコーナーに行きました。コストコでのメガネ購入については、別途記事にまとめたいと思います。また、うちの母親に頼まれていたパンを2袋ほど買い、身の回りの消耗品もついでに買いました。フードコーナーに寄って、ピザとホットドッグで昼食を簡単に済ませました。

復路は岡山経由で帰ることにしました。国道2号線に抜けてから、加古川バイパス、姫路バイパスを経由して、岡山に入りました。途中のコンビニで休憩しながら、のんびりと走ったため、かなり時間がかかりました。早島インタチェンジから高速道路に上がり、通勤割引きの時間帯だったので、そのまま、高松西インタチェンジまで利用しました。

瀬戸内海を一周するルートでしたが、久しぶりに国道2号線を楽しむことができました。以下、APRSの状況を踏まえて記事をまとめます。

すべての道のりをキャプチャした図からです。大まかなルートが確認できる程度に、APRSが機能しました。


香川県内に関しては、高松市とその周辺はキレイにプロットされました。鳴門の国道11号線沿岸は、残念ながら拾われる機会が少なかったように思います。




淡路島はプロットが途切れる場所がみられ、地形的にパケットが届きにくいと思います。大鳴門大橋、明石海峡大橋の上は、ともにプロットがキレイにとれたので、周りに電波を遮るものがなく、周りが海であることが良かったのかもしれません。


神戸市垂水区では、高速道路の高架橋、トンネル、高いビルの影響で、パケットが届きにくい状況が続きました。学園都市インタチェンジ周辺にて1点だけプロットがあるのは、コストコ神戸店周辺で投げたパケットが届いたためだと思います。この点は特異点ではなく、正常なプロット点(正解)です。


コストコ神戸から国道2号線に抜けて、ひたすら下っていきました。さすがに神戸市、明石市、加古川市、姫路市では、キレイにプロットがとれました。



赤穂市から備前市にかけて、兵庫県と岡山県の県境を含む峠越えでは、さすがにプロットが飛んでしまいました。


岡山市内に入ると、プロットがキレイにとれはじめます。プロットの間隔が狭くなっているのは、日常的に発生する交通渋滞に巻き込まれたためです。倉敷市に入って児島周辺はプロットが雑になる場所もありました。これは、トンネルがあることが影響していると思います。


香川県に入って、瀬戸大橋区間、坂出市、高松市は、再びプロットがキレイにとれました。



5ワット出力のハンディ機、デジタルパケット、モービルホイップアンテナという環境でも、ひとつの市内をカバーできるだけの能力はあるということが改めて分かりました。ただし、地形的に電波が届きにくいエリアというのはあり、少し離れるだけで、そのコンディションが大幅に変わるということも納得できました。

2013/05/20

特定小電力無線(アイコム・IC-4300)を買いました

特定小電力無線(アイコム・IC-4300)を買いました。先日購入したデジタル簡易無線と同じようなデザインです。15年くらい前に買ったケンウッドの特定小電力無線機と比較して、小型、軽量になったようです。とくに、従来品は乾電池を3本利用しますが、本機は1本でドライブできます。また、レピータを経由した無線通信にも対応していました。

早速、某カー用品店の駐車場に行き、特定小電力無線のチャネルを回していると、中継器の某チャネルに業務連絡が流れてきました。色々と遊べそうです。ちなみに、ケンウッドの無線機はシンガポール製ですが、アイコムの本機は日本製でした。


ついでに、APRSの本日分の移動分を載せておきます。


2013/05/19

足摺岬半島に行ってきました

足摺岬半島に行ってきました。これで、四国の大きな岬は制覇できました。高松から下道を通って、往復で約600kmの道のりです。高松市内より、国道32号線で高知まで、そこから国道56号線を使って四万十市まで、そこから国道321号線を使って土佐清水市まで、足摺岬までは県道レベルの道を使いました。

まず、APRSの軌跡からです。おおまかに、どのようなルートを通ったかはトレースできました。


香川県内の国道32号線エリアです。高松から琴平(国道377号・319号合流)までは、片側2車線の快適な道に拡張されました。最後のボトルネック区間も解消されています。そこから、池田(国道192号合流)までの区間は、典型的な地方の山道です。ただし、一級国道かつ幹線道路であるため巡航速度は速いです。自分がトロイと感じたら、地元車・ビジネス車に道を譲るのがスマートです。

途中の猪ノ鼻トンネルの近くで、片側交互通行の規制が敷かれています。信号機ありの場所なので、前方車両の急激な速度低下に注意する必要がありそうです。

この区間は、香川県内の基地局がよく拾ってくれ、APRSの軌跡もキレイにとれました。池田を過ぎて大歩危小歩危エリアになると、APRSのパケットも届きにくくなります。また、大豊をすぎたあたりから、高知の手前までは空白区間です。

携帯電話は、ソフトバンク、ドコモに関しては、アンテナの本数が少なくなる場面もありましたが圏内でした。一級国道にいる限り、携帯電話圏外にはならないように思います(例外あり)。




国道32号の終点から国道56号への乗り換えエリアです。さすがに高知市内ということもあり、1分おきに投げていたAPRSのパケットもキレイに拾っています。また、道路も綺麗なアスファルトをしいていたので、とても快適に走れる区間です。


須崎から窪川までの区間は、高速道路が無料になっていました。そこで、この区間は、高知自動車道を利用しました。真新しいアスファルト、トンネルも真っ白でキレイでした。最近、延長された区間だと思います。須崎と窪川のインタチェンジの出入り口付近には、道の駅がありました。そこで、あぐり窪川にて往路は仮眠を、復路は昼食をとりました。ともに繁盛していました。

ちなみに、あぐり窪川で出発をしようと準備をしていると、前に駐車していた車からガスコンロセットを持ったおじさんたちがでてきました。車内泊のスポットとしても利用されているようで、この時間帯は人が少ないので、絶好のポイントかもしれません。

あぐり窪川から先は、高速道路未開通区間です。そこで、国道56号線が生命線になるだけあり、巡航速度が半端ないです。そこで、地元車・ビジネス車に迷惑をかけないように、適宜、道を譲りながら走りました。高速道路未開通エリアのはずですが、国道56号線を利用して、宇和島や高知ともアクセスが悪くないので、秘境感は少ないように思います。



国道56号から国道321号(通称:サニー)に乗り換えました。アスファルトもだいぶ敷き直しているようで、真新しい走りやすい道が続いていました。また、場所柄に不釣り合いな農道もありました。やはり、日本は先進国であると改めて実感しました。こんなドイナカのへんぴな場所にまで、インフラが整備されているのは素晴らしいです。

APRSのパケットはサニー国道の上ではほとんど拾ってくれませんでした。しかし、足摺岬ではキレイに拾ってくれました。足摺岬の先端に四国八十八ヵ所のひとつがあるので、お遍路さんの姿もよくみかけました。また、アクセス道路もかなりキレイに整備されていることから、完全な観光地になっていました。足摺岬の駐車場に停車している車のナンバープレートをみると、県外からの車ばかりで、しかも一様にバラバラでした。

往路は足摺スカイライン、復路は東回りの県道27号を利用してみました。よほどの酷・険・腐道マニアでもない限り、素直に足摺スカイラインが正解だと思います。足摺岬の近郊は、ドコモは圏内ですが、ソフトバンクが圏外でした。ここでも、「いなかは要するにドコモ」の法則は成立しているようです。山頂や海岸沿いに、携帯電話の基地局アンテナが数多く見られました。こんなところまで、携帯電話の基地局を設置しているのですね。


復路はサニー国道、国道56号、高知自動車道の無料区間を利用して、往路をそのまま須崎まで引き返しました。残念なことに、復路は雨が降りました。前回もこの区間を走っているときに雨に打たれました。何かの法則でしょうか。

せっかくなので、ヨサク酷道(国道439号)の高知エリアを走ってみたくなりました。中村からヨサク酷道への分岐があるのですが、ヨサク酷道のハイライトエリアを避けるために、国道494号から国道33号を経由してヨサク酷道に接続しました。国道494号は、道幅が狭い割に、交通量が多いので、神経をすり減らすエリアです。前回は深夜に走り、国道56号線に接続した感動が蘇ってきました。

国道33号と国道32号を平行して接続するヨサク酷道のエリアは、全線、改良工事が完了していました。前回は、数カ所ほど迂回路を通っていましたが、真新しいトンネルに迎え入れられました。国道194号との併走区間を走っていると、寒風山トンネルを抜けて西条市に至るルートは未経験なので、そこを走ってみたい誘惑に駆られました。しかし、浮気をせずに、ヨサク酷道だけに専念しました。国道194号は、次回、松山からの復路で利用したいです。

ヨサク酷道の高知エリアは、APRSのパケットの空白エリアです。路肩にとめて休憩しているときに携帯電話に目をやると、ドコモは圏内ですが、ソフトバンクは圏外でした。四国では、主要都市内を除いて、想像以上にソフトバンクは使えない子のようです。むしろ、ドコモががんばりすぎているだけかもしれません。



足摺岬での写真は、以下に...




2013/05/18

デジタル簡易無線(アイコム・IC-DPR3)を買いました

デジタル簡易無線機(IC-DPR3)を買いました。久しぶりに無線関係の話題をポストします。はじめに、我々が簡単に利用可能な無線機の種類としては、特定小電力無線、簡易無線、アマチュア無線があります。無線機を利用するためには、2種類の免許が必要で、無線機を操作するための免許と無線機から電波を送信するための免許です。この中で、特定小電力無線と簡易無線は、無線機を操作する免許が不必要です。また、特定小電力無線については、無線機から電波を送信するための免許も不必要です。

すなわち、簡易無線は、無線を操作するための免許は不要ですが、無線機から電波を送信するための免許は必要です。アイコム製のIC-DPR3の場合、技適を取得しているため、無線局の申請は簡易な方法を利用することが可能です。すなわち、無線機を利用する人の情報を総務省の総合通信局に申請するだけです。筆者の場合、香川県高松の住所で登録する予定なので、四国総合通信局に申請書類を提出します。

前置きが長くなりましたが、簡易無線のうち、145MHz帯・440MHz帯を利用するアナログ式(アナログ簡易無線)は、電波利用効率の観点から既に廃止が決定しています。現在、デジタル式(デジタル簡易無線)に移行している段階です。地上波テレビ放送と同様に、こんなところにまで、デジタル化の波が押し寄せているわけですね。

さて、無線機を操作するための免許が不要とはいっても、利用するためには、無線機を総合通信局に申請して免許をもらわなければなりません。そんな面倒くさい手続きをしなくても、特定小電力無線で十分ではないかと考えるかとおもいます。しかし、送信電力、アンテナ利用の自由度が断然違います。

特定小電力無線の送信電力は10mWですが、デジタル簡易無線は、機種にもよりますが5,000mWまで出すことができます。単純に送信電力で比較すると、500倍も多く出すことができるので、通話エリアがかなり広がります。ちなみに、IC-DPR3は最大で1,000mWまで出すことができます。普通に考えると、5,000mWの機種がある中で、1,000mWをあえて買った理由は、バッテリーの持ちと熱です。正直なところ、デジタル簡易無線が利用している350MHz帯の場合、1,000mWで送信しようが、5,000mWで送信しようが、さほど送信距離に差はでないので、発熱が少なくバッテリーの持ちが良いIC-DPR3が手頃な訳ですね(ちなみに、5,000mW級の端末と値段を比べると、1~2万円は差があります)。

また、アンテナに関しても、指定された範囲内のアンテナであれば、交換して利用することが可能です。無線機とは不思議なもので、送信電力のワット数を増やすよりも、性能が良いアンテナに交換する方が、電波の飛びは断然違います。特定小電力無線は、アンテナ交換はできないのですが、デジタル簡易無線には、こういう意味で自由度があります。

仕様について簡単におさらいしておくと、周波数は351.200~351.381MHzです。音声通話としてトランシーバーでやりとりするには、一番使い勝手が良い周波数帯だと思います。総務省のウェブサイト上では、π/4シフトQPSKも候補に挙がっていたのですが、アイコムの無線機は4値FSKを利用しています。経験的にいうと、最大出力の1,000mWで送信すれば、付属のハンディ機アンテナであれば1~2km圏内、車載モービルアンテナに切り替えれば、3~5km圏内は通信圏内になるように思います。高松市内(中心地域)は簡単にカバーできそうです。

デジタル方式はアナログ方式と比べて雑音に弱い欠点があります。従って、従来のアナログ簡易無線と比較すれば、デジタル簡易無線への移行は残念かもしれません。しかし、通話圏内であれば、デジタル式の方が音声がクリアに伝送できると思うので、普通の利用方法であれば、メリットが大きいかもしれません。

私的に気になった点は、音声コーデックとしてAMBEを利用していることから、アイコムが中心となっているアマチュア無線のデジタル化プロジェクトD-STARを連想しました。D-STARが規格化された後に、デジタル簡易無線が出てきたところから、何か察するものがあります(アイコム関係者の方にぜひ聞きたいところです)。D-STARのノウハウがあるので、デジタル簡易無線は使い勝手が良さそうです。




2013/05/15

AWGN下でのBPSK

前回の研究室の輪講にて、AWGN下でのBPSKの包絡線に関するスライドがありました。アイデアのおもしろさはありますが、根本的に何かが違うようでした。というわけで、計算機シミュレータMatlabを用いてシミュレーションした結果を示しておきます。何かの参考までに。上段はSNR=10dB、下段はSNR=5dBです。



2013/05/13

ゆめタウン高松はWi2サービス圏内?

最近、食料品売り場をうろついていて気がついたことですが、ゆめタウン内は公衆無線LANサービスWi2の波(*電波のことです)をよく拾うようになりました。公式ウェブサイトを確認したところ、タリースパイス、スターバックス、鎌倉パスタ、auショップが、公式に対応しています。以前は、それ以外のエリアでは全く入感しなかったのですが、最近は状況が違うようです。

いずれ事実が分かると思いますが、ゆめタウン高松内が、Wi2のサービスエリアになれば、便利だと思いました。もっとも、その恩恵を受けるのは、その中でも何人かは分かりませんけど。

2013/05/12

落合峠を越える県道44号線ルートを攻略した

天気が良い休日なので、以前から気になっていた落合峠を越えて、東祖谷山村を目指すことにしました。国道193号線を高松空港に向かい、そこから広域農道を経由して、国道438号線に接続しました。そこから、国道192号線を池田方面に向かい、本日のメイン道路である県道44号線に入りました。今回は県道44号線を、吉野川沿いの国道192号線から攻めてみたいと思います。

目的地の東祖谷山村は、右側を剣山、左側を京柱峠、上側を落合峠、下側を四国山脈で囲まれた地理にあります。今でこそ、高知自動車道、国道32号線が整備されていますが、ひとむかし前まで、どうやって生活をしていたのか不思議です。

参考程度に、以下に、ソフトバンク(上段)、NTTドコモ(下段)のサービスエリアを示します。道中、ソフトバンクはほとんどの場所、NTTドコモに関しても落合峠を挟んだ区間が通信可能エリア圏外でした。このルートで移動する場合は、緊急連絡の手段を用意しておく必要がありそうです。ちなみに、スラーヤ衛星電話は常時エリア圏内、アマチュア無線144MHz帯も電波は入感(RS55~59)していました。



県道44号線に入り、民家を抜けると、急なヘアピンカーブの繰り返しでのぼって行きます。また、2車線の区間は短く、すぐに1.5車線ほどの道路が続きます。他のウェブサイトを見ると、非舗装区間(砂利道路)があると書かれていましたが、すべての区間でアスファルトが敷かれていました。ただし、路面の状況が悪い場所が数カ所ありました。






渓流釣りの人が意外と多く、民家エリアを少し離れた場所であるにも関わらず、ソフトバンクはエリア圏外になってしまいました。「いなかでは、要するにドコモ」は健在なようで、久しぶりに通信エリア圏外表示を見ました。


第一チェックポイントになる深淵(ミブチ)エリアに向かう間、ついに、NTTドコモすらエリア圏外になってしまいました。ここから、第二チェックポイントである、落合峠までの間、不安な区間が続きます。休日だったためか、登山者の車とすれ違うことがありました。ちなみに、落合峠の駐車場は、ふもとからの電波が吹いているためか、時々、NTTドコモのアンテナが立つことがありました。






県道44号線の終点は、日本三大酷道のひとつである、国道439号線(ヨサク酷道)に接続しています。しかし、妙なもので、439号線にでた瞬間、妙に安心しました。ここから、国道32号線に向かうルートは3つあります。まず、京柱峠を越える国道439号線ルート、県道32号線を通って、県道45号線から大歩危に抜けるルート、県道32号線をひたすら池田方面に抜けるルートです。



京柱峠のルートは、ヨサク酷道のハイライトエリアなので、初心者の方にはおすすめできません。素直に、県道32号線のルートが良いと思います。変な話ですが、国道よりも県道の方が、道路の整備状況が良いです。やはり、県道32号線沿いに、かずら橋、祖谷温泉、祖谷渓温泉、奥祖谷温泉など、観光地が並んでいるためだと思います。

この周辺では、秘境と銘打っていますが、この県道が整備されたことにより、全然、秘境ではなくなっているように思います。落合峠、見ノ越峠、京柱峠からしか接続できなかった頃は、確かに秘境だと思います。正直なところ、観光地化されている以上、私的には興味のないエリアです。

さて、秘境温泉として有名な、ケーブルカーで降りていく、祖谷温泉に行くことにしました。県道32号線に向かって車を走らせると、この場所には不釣り合いなホテルがありました。





泉質も良く、秘境の雰囲気もあって良かったと思います。ちなみに、県道32号線は、1.5~2車線の区間が続いていますが、路面の状況はよく、途中に綺麗な公衆トイレも設置されていました。また、NTTドコモのエリア圏内なので、四国の山道をドライブする中級者にはおすすめかもしれません。ただし、こんな山道を大型バスが走っているため、離合するのは辛かったです。