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2013年5月 管理人

2013/05/19

足摺岬半島に行ってきました

足摺岬半島に行ってきました。これで、四国の大きな岬は制覇できました。高松から下道を通って、往復で約600kmの道のりです。高松市内より、国道32号線で高知まで、そこから国道56号線を使って四万十市まで、そこから国道321号線を使って土佐清水市まで、足摺岬までは県道レベルの道を使いました。

まず、APRSの軌跡からです。おおまかに、どのようなルートを通ったかはトレースできました。


香川県内の国道32号線エリアです。高松から琴平(国道377号・319号合流)までは、片側2車線の快適な道に拡張されました。最後のボトルネック区間も解消されています。そこから、池田(国道192号合流)までの区間は、典型的な地方の山道です。ただし、一級国道かつ幹線道路であるため巡航速度は速いです。自分がトロイと感じたら、地元車・ビジネス車に道を譲るのがスマートです。

途中の猪ノ鼻トンネルの近くで、片側交互通行の規制が敷かれています。信号機ありの場所なので、前方車両の急激な速度低下に注意する必要がありそうです。

この区間は、香川県内の基地局がよく拾ってくれ、APRSの軌跡もキレイにとれました。池田を過ぎて大歩危小歩危エリアになると、APRSのパケットも届きにくくなります。また、大豊をすぎたあたりから、高知の手前までは空白区間です。

携帯電話は、ソフトバンク、ドコモに関しては、アンテナの本数が少なくなる場面もありましたが圏内でした。一級国道にいる限り、携帯電話圏外にはならないように思います(例外あり)。




国道32号の終点から国道56号への乗り換えエリアです。さすがに高知市内ということもあり、1分おきに投げていたAPRSのパケットもキレイに拾っています。また、道路も綺麗なアスファルトをしいていたので、とても快適に走れる区間です。


須崎から窪川までの区間は、高速道路が無料になっていました。そこで、この区間は、高知自動車道を利用しました。真新しいアスファルト、トンネルも真っ白でキレイでした。最近、延長された区間だと思います。須崎と窪川のインタチェンジの出入り口付近には、道の駅がありました。そこで、あぐり窪川にて往路は仮眠を、復路は昼食をとりました。ともに繁盛していました。

ちなみに、あぐり窪川で出発をしようと準備をしていると、前に駐車していた車からガスコンロセットを持ったおじさんたちがでてきました。車内泊のスポットとしても利用されているようで、この時間帯は人が少ないので、絶好のポイントかもしれません。

あぐり窪川から先は、高速道路未開通区間です。そこで、国道56号線が生命線になるだけあり、巡航速度が半端ないです。そこで、地元車・ビジネス車に迷惑をかけないように、適宜、道を譲りながら走りました。高速道路未開通エリアのはずですが、国道56号線を利用して、宇和島や高知ともアクセスが悪くないので、秘境感は少ないように思います。



国道56号から国道321号(通称:サニー)に乗り換えました。アスファルトもだいぶ敷き直しているようで、真新しい走りやすい道が続いていました。また、場所柄に不釣り合いな農道もありました。やはり、日本は先進国であると改めて実感しました。こんなドイナカのへんぴな場所にまで、インフラが整備されているのは素晴らしいです。

APRSのパケットはサニー国道の上ではほとんど拾ってくれませんでした。しかし、足摺岬ではキレイに拾ってくれました。足摺岬の先端に四国八十八ヵ所のひとつがあるので、お遍路さんの姿もよくみかけました。また、アクセス道路もかなりキレイに整備されていることから、完全な観光地になっていました。足摺岬の駐車場に停車している車のナンバープレートをみると、県外からの車ばかりで、しかも一様にバラバラでした。

往路は足摺スカイライン、復路は東回りの県道27号を利用してみました。よほどの酷・険・腐道マニアでもない限り、素直に足摺スカイラインが正解だと思います。足摺岬の近郊は、ドコモは圏内ですが、ソフトバンクが圏外でした。ここでも、「いなかは要するにドコモ」の法則は成立しているようです。山頂や海岸沿いに、携帯電話の基地局アンテナが数多く見られました。こんなところまで、携帯電話の基地局を設置しているのですね。


復路はサニー国道、国道56号、高知自動車道の無料区間を利用して、往路をそのまま須崎まで引き返しました。残念なことに、復路は雨が降りました。前回もこの区間を走っているときに雨に打たれました。何かの法則でしょうか。

せっかくなので、ヨサク酷道(国道439号)の高知エリアを走ってみたくなりました。中村からヨサク酷道への分岐があるのですが、ヨサク酷道のハイライトエリアを避けるために、国道494号から国道33号を経由してヨサク酷道に接続しました。国道494号は、道幅が狭い割に、交通量が多いので、神経をすり減らすエリアです。前回は深夜に走り、国道56号線に接続した感動が蘇ってきました。

国道33号と国道32号を平行して接続するヨサク酷道のエリアは、全線、改良工事が完了していました。前回は、数カ所ほど迂回路を通っていましたが、真新しいトンネルに迎え入れられました。国道194号との併走区間を走っていると、寒風山トンネルを抜けて西条市に至るルートは未経験なので、そこを走ってみたい誘惑に駆られました。しかし、浮気をせずに、ヨサク酷道だけに専念しました。国道194号は、次回、松山からの復路で利用したいです。

ヨサク酷道の高知エリアは、APRSのパケットの空白エリアです。路肩にとめて休憩しているときに携帯電話に目をやると、ドコモは圏内ですが、ソフトバンクは圏外でした。四国では、主要都市内を除いて、想像以上にソフトバンクは使えない子のようです。むしろ、ドコモががんばりすぎているだけかもしれません。



足摺岬での写真は、以下に...