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2013年5月 管理人

2013/05/24

クロネコ宅急便で5mmの超過で1ランク上にされそうになった件

昨日、荷物を送ろうと思い、100サイズのダンボール箱を用意しました。手元のメジャーで3回ほど計測して、100cmであることを確認しました。それをクロネコヤマトの営業所に持ち込んだところ、120サイズと言われました。そんなことはないと思い、再測定をお願いすると、5mmの超過は譲れず、120サイズである主張は変わりませんでした。極めて不愉快な思いをしたので、その荷物を郵便局に持ち込み直しました。そちらでは、100cmということで、100サイズの荷物として引き受けてくれました。

このような状況におきまして、下記の通り、ヤマト運輸株式会社様に、問い合わせフォームより、質問のメールを送りました。
ヤマト運輸株式会社 御中

 宅急便の計測について質問いたします。先日、貴社の営業所に、私の手元の測定で100cmサイズの荷物を持参いたしました。測定環境は、衣料用の日本製メジャーを用いて3回計測して、100cmであることを確認しました。伝票を記入している際に120サイズになっていた点を質問したところ、改めて測定をし直した上で、101cmであるため120サイズになるという説明をうけました。

 しかし、測定の様子を見ていたところ、ななめにメジャーをかけていた部分があったので、その点を指摘いたしました。そこで、再度、測定をしてもらったところ、100.5cmであり、5mmほど超過しているため、いずれにせよ120サイズであることを告げられました。どうしても納得できなかった上に、この状況は改善しそうになかったので、荷物の依頼を中止しました。その荷物は、日本郵便株式会社様に持参して測定してもらったところ、私の測定結果と同様に100cmでありました。当然、100サイズでの荷物の預かりで、日本郵便様に依頼しました。

 以前も類似のことがあり、極めて不快な思いをしました。今回で2回目になります。そこで、次の3点をご質問いたします。

 (1)宅急便のサイズ決定に関して、5mmの超過をもって、100サイズではなく120サイズとして扱われました。しかし、1回目と2回目の測定において、すでに5mmの測定誤差が生じています。従って、この点を考慮すると、サイズ決定の際に5mmの超過を有効と考えるのは乱暴ではないでしょうか?すなわち、100cmの前後5mmから1cmは測定誤差が含まれる可能性を考慮するべきなのではないでしょうか?

 (2)貴社のスタッフが測定に用いておりましたメジャーがすり切れているようでしたが、定期的なメジャーの較正は行っているのでしょうか?少なくとも、5mmを有効と判断するためには、0.5mm単位での測定精度が必要になるかと思います。貴社の営業所で日常的に使用されているメジャーは、どの程度の測定精度を保証されているのでしょうか?

 (3)サイズ決定の測定を厳密に行うことは良いことだと思います。1cmを超える測定値の超過に関しては、誤差とはいえないと思います。しかし、私の測定結果、日本郵便様の測定結果と5mmの差が生じたことに関して、貴社の測定はどこまで正確に行われているのか疑問に思います。常識的に考えて、数mm程度の測定値の自由度は、誤差として取り扱うべきなのではないでしょうか。

以上、よろしくご回答をお願い申し上げます。
その回答が、下記の通りきました。
森 様

 平素はヤマト運輸をご利用いただき誠にありがとうございます。 宅急便をご利用いただきました際にサイズの測定で、ご不快な思いを おかけして誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。

 同じ採寸の仕方をしていれば1回目と2回目で誤差が出る事はないと 思います。また長期間の使用により擦り切れや伸びによって正確な 採寸ができていない事も考えられます。メジャーの使用期間は特に 決まりを設けておりませんが、傷んだ場合には交換が必要です。

 サイズで料金設定しておりますので、きちんとしたサイズ測定が できるよう担当店を指導したいと存じます。お手数ですが、森様の ご住所等をお知らせ願えますでしょうか。何卒、宜しくお願い申し 上げます。

ヤマト運輸株式会社 担当:佐々木
さすがに、素早い対応でした。この回答に、下記の通り返信しました。
ヤマト運輸株式会社 佐々木 様

 ご丁寧なご回答をいただきまして、ありがとうございます。

 (1)採寸によって1回目と2回目で誤差がでることはない点、(2)メジャーの利用期間は設けておらず、長期間の使用により正確な採寸ができていない場合がある点、(3)担当店のご指導を行われる点、以上3点に関しまして了承いたしました。

 人間が長さを測る場合、必ず測定誤差は生じると思います。(1)についても誤差が生じないという事は理論的な話であり、現実問題としては数mm程度の誤差が生じると見込んでおくべきだと思います。また、メジャーも長期間の利用や測定環境で物理的に変動するもので、少なくとも有効数字としてミリメートル単位で読み取る場合、最小単位として、その10分の1の測定精度は保証するべきだと考えます。少なくとも、基準となる共通のメジャーを用いた定期的な較正、基準となるメジャーの定期的な較正(外部委託等)の必要があるかと思います。(2)に関して、正確な採寸ができていない可能性をなくすような取り組みが必要かと思います。

 ただし、さすがに0.1mm単位で計測することは、現実的に無理だと考えるのが自然ではないかと思います。さらに、較正や整備を現実的に行う場合、そのコストや手間を考えると、こちらも非現実的のように思います。従って、ミリメートル単位で計測した上で、1cm(場合によっては2cm)程度の測定誤差が発生しうると考えるべきだと思います。(3)に関して、担当店のご指導をする場合、正確な採寸の手法を徹底することに併せて、この誤差の取り扱いをどのようにするか、判断し決定する権利を現場レベルの人たちに与えるべきだと思います。

 私の要望は、測定を甘くして欲しいということではありません。平等な料金負担の面から、採寸を厳密に行うことに対しては大賛成です。しかし、1~2cm程度超過により、1ランク上のサイズにするか否かの判断は、誤差を加味して、融通を効かせても良いように考えます。少なくとも、5mmの超過で1ランク上のサイズにするのは、やりすぎのように思います。

 末筆になりますが、今回の件は、香川県高松市の高松レインボーロードセンターでの出来事です。よろしくご対応をお願いいたします。

100cmの長さを測る場合、測定誤差を1%と見積もれば、1cmになると思います。5mmを有効と考えると、0.1%が許容誤差になるかと思います。コスト等を加味すれば、1~1.5%程度の誤差を考慮して、現実的に1cm程度は融通を効かせてしかるべきのように感じます。

今後、クロネコ宅急便が状況を改善させるかが焦点になるかと思います。しかし、3回目を経験したくないので、原則、郵便局にて宅配便を依頼することにします。宅急便の利用は、よほどのことがない限り、二度と使うことはないと思います。