久しぶりに鉛筆を買いました。
筆者は小学生の高学年までは鉛筆を使っていましたが、それ以降は、シャープペンシルばかりになりました。大学に入ってからはボールペン・水性ペンばかりで書くようになり、大学院以降は、万年筆、または大学の頃に見つけた書き味が優れているボールペンだけを使っています。最近は、文章を書くときは、ほとんど、パソコンにキーボードで入力することがほとんどであるため、長文を自分の手で書く機会はなくなりました。
とくに、この数年ですが、万年筆をずっと愛用しているためか、筆圧がかなり弱くなりました。そのため、記述に力が必要なシャープペンシルは辛くなりました。そこで、改めて、鉛筆の魅力を再発見しました。今、愛用している鉛筆は、三菱・ハイユニB~2B、三菱・ユニスター・B~2B、ステッドラー・2B~4Bです。
幼少の頃は、鉛筆といえば、三菱8800シリーズ、三菱9800シリーズばかり使っていました。これらに比べて、三菱・ユニスターや三菱・ハイユニは書き味が格段に良いと思います。もし、小学生の頃に、ハイユニの書き味に出会えていたら、シャープペンシル派にはならず、根強い鉛筆派になったように思います。ちなみに、うちの父親は完全に鉛筆派でした。
筆者がシャープペンシル派になったのは、筆記量が増えたことにより、ドクターグリップのシャープペンシルが楽だったことと、三菱・ハイユニのシャープペンシルの芯(HBまたはB、40本入りで315円)に出会ったからです。当時、小学生のお財布には高すぎたのですが、書き味が違いすぎて、良すぎて、安い芯が使えなくなりました。皮肉にもハイユニブランドに関しては、鉛筆よりもシャープペンシルの芯に先に出会ってしまいました。
もし自分の子どもができたならば、贅沢と言われるかもしれませんが、ユニスターやハイユニの鉛筆を買い与え、シャープペンシル派にはさせないようにしたいです。