今回の北海道移動における目的地である、うちの父親がお世話になった牧場にやってきました。場所は別海町にあり、帯広からは、国道38号線を通って釧路に行き、そこから国道272号線を北上します。朝6時に起きてから、6時30分にホテルを出発して、ひたすら釧路に向けて車を走らせました。帯広~釧路間は高速道路がないため、物流のトラックを含め、すべて、主要道路・一級国道だと推定される国道38号線に集中していました。ただし北海道クオリティーであるため、対向車がいないことを確認して、追い越し・追い抜きが可能な区間で、適当に追い越すことは可能でした。
9時すぎに釧路市内のコンビニで食べるものを買い、隣接していたガソリンスタンドにてガソリンを満タンにしました。状況から考えて、手軽に買い物やガソリン補給ができる最後のエリアになりそうです。四国基準ではここを逃せば、次にいつできるか分からず、おそらく北海道も似たりよったりだと推測しました。
国道44号線と国道272号線の合流から、ひたすら何もない道を進むと、目的地最寄りの国道243号線の合流まで走りました。割と近所まで来ていると思ったのですが、なにぶん、北海道感覚での近所なので、そこからしばらく走りました。お世話になった牧場の人たちと色々とお話をしてから、名残惜しいようですが、そこから根室経由で釧路の滞在予定ホテルまで移動しました。
国道243号線は別海町内まで、ひたすら直進でした。こんなに直進の道路を走ったのは、ハワイ本当以来です。別海町役場の交差点にて、ようやく右折をすることができました。そこから適当に昼食が食べられそうな場所を探していると、古き良き昭和の時代の食堂がありました。そこで、牛丼定食を注文すると、牛丼とラーメンがでてきました。瀬戸内風の味付けとは違うのですが、とてもおいしく食べることができました。
国道243号線をひたすら根室方面に向かい、国道44号線に合流してから釧路方面に向かいました。根室の岬に向かって、問題となっている北方領土を見てみようかと考えたのですが、連日の車の運転の疲労具合から考えて、往復80kmはしんどいのであきらめ、霧多布岬に行きました。霧多布岬は、四国のいずれの岬とは雰囲気が異なり、とても景色が良かったです。
霧多布岬の近くにあった温泉施設にて、入湯はしなかったのですが、ごろ寝スペースにて横になりました。おそらく30分は熟睡していたようです。20代も後半になってくると、20代前半のペースで体が動かなくなってつらいです。また、ルパン三世の原作者、モンキーパンチ氏の出身地ということで、ルパン関連の押しが強かったです。地味にうれしかったので、ステッカーを買ってみました。
さて、そこからひたすら国道44号線を釧路に向かいました。ホテルにチェックインする前に、食料を買いだししたかったので、地元のスーパーマーケットに寄りました。さすがにイオンとは違って、北海道らしい食品が並んでいました。冷蔵・冷凍食品を買いたかったのですが、持って帰ることができないのが残念で仕方がありませんでした。