定形外郵便は、3辺の合計が90cm以下(最大辺は60cm以下)であれば、重さによって値段が変わる。390円(500g以下)、580円(1kg以下)、850円(2kg以下)、1,150円(4kg以下)。一方、ゆうパックは、重さが30kg以下であれば、サイズと輸送距離で値段が変わる。
従って、高松から松山に荷物を送る場合(私の自宅から実家宛て)、60サイズ・1kg以下であれば、定形外郵便を使う方が安い。ただし、同一宛先割引きを適用(50円引き)することで、結局、ゆうパックの方が安くなる。また、東京や北海道など、遠距離になった場合、そのしきい値は大幅に変わってくる。
香川 →
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香川
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愛媛
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東京
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北海道
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ゆうパック
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60サイズ
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500円
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600円
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800円
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1,200円
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80サイズ
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700円
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800円
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1,000円
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1,400円
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100サイズ
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900円
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1,000円
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1,200円
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1,600円
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120サイズ
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1,100円
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1,200円
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1,400円
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1,800円
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140サイズ
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1,300円
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1,400円
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1,600円
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2,000円
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定形外郵便
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250g
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240円
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240円
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240円
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240円
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500g
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390円
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390円
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390円
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390円
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1kg
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580円
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580円
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580円
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580円
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2kg
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850円
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850円
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850円
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850円
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4kg
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1,150円
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1,150円
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1,150円
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1,150円
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レターパックライト
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4kg・3cm以下
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350円
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レターパックプラス
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4kg以下
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500円
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ここで盲点なのは、レターパックの存在だ。これらは、エクスパック500、レターパック350、レターパック500の流れを組む商品で、現在はレターパックライト、レターパックプラスである。4kg以下の荷物を送る場合、これらを使うことによって安く送ることができる。レターパック類の違いを次の表にまとめた。
信 書
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重 さ
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厚 さ
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追 跡
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エクスパック500
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×
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30kg以下
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制限なし
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あ り
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レターパック500
レターパックプラス
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○
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4kg以下
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制限なし
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あ り
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レターパック350
レターパックライト
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○
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4kg以下
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3cm以下
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な し
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現在、入手することができないエクスパック500は、信書を含めることができないが、重さ、厚さともに、実質的な制限がない利点があった。エクスパック500が廃止されて以降、信書を含めることができるようになったが、重さが4kg以下、レターパックライト(レターパック350)に関しては、厚さが3cm以下になった。
レターパックに関しては、クロネコ・メール便と比較しておく必要がある。重さが1kg以下、角型2号までのサイズであれば、誤配・遅延を許容できる場合、80円(厚さが1cm以下)、160円(厚さが2cm以下)で送ることができる。