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2013年5月 管理人

2011/09/12

ナイアガラの滝を見学した

朝6時すぎに起き、昨日着た服を洗濯した。シンガポールではなかなか洗濯物が乾かなかったが、こちらは1日できれいに乾いた。身支度を整え、7時すぎに先生と合流し、ホテルに隣接する日本料理のお店に行った。Full style american breakfast(米国式朝食)を注文した。サービスチップを含めて15加ドル(約1,200円)だった。クロワッサン、食パン、スクランブルエッグ、ソーセージのセットがでてきた。日本で提供される料理よりも、ひとまわり大きかった。

Bloor-Yonge駅から、地下鉄にてUnion駅へ移動した。入場口から長い行列ができていたので、最後尾に並んだ。どのお客さんも大量の手荷物を抱えていた。駅のホームに移動すると、ニューヨーク行きの電車が停車していた。ホームの高さが低いせいもあるが、日本の電車よりも一回り大きいように感じた。電車に乗ると、荷物を置くための棚が頭上に大きく設置されていた。はしごがあれば、荷物置き場で十分に寝られる大きさだ。座席も日本のグリーン車並の広さで、日本人の中では大柄だと言われる私でも、かなりゆったり座ることができた。ただし、現地の人には、それなりにちょうどよい広さのように見えた。

定刻どおり電車は出発し、10分くらい経過したところで、車内改札があった。電車の速さは、在来線の特急列車程度だった。それから20分ほどポメラで作業をしていると、急に眠くなってきた。座席が広かったので、2席分を使って、バッグを枕に横になることができた。それから1時間ほど寝た。起きてしばらくしてから、電車のトイレに行った。日本の電車と比べても中は広く設計されていた。定刻より20分ほど遅れて、Niagara Falls(ナイアガラフォール)駅に到着した。駅のホームは、とても簡素なもので、JR四国の普通列車しか停車しないような駅だった。そこから、道路を横切り、観光案内所兼バスの待合室のある建物に移動した。カウンタにて、帰りのトロント行きのバスの予約をしてから、タクシーを拾ってテーブルロックへ移動した。カナダ・ナイアガラの滝を上から眺め、アメリカ・ナイアガラの滝の方向へ移動すると、絵はがきやパンフレットでよく見る、ナイアガラの滝の光景があった。

そこの観光案内所のチケット売場にて、ピープルムーバの1日乗車券を購入した。コカコーラの自動販売機があったので、コーラを2.50米ドル(約200円)で買おうとしたところ、最初に入れた1米ドル札がつまったようだ。最終的に1米ドル札をあきらめかけた時に、吐き出してくれたのでよかったが、これからは、日本以外で自動販売機を使うことはやめた。また、無人の場所に設置されているお金を取り扱うような機械は、絶対に使うべきではないと理解した。結局コーラは、近くでパック寿司を売っているお店で買った。ピープルムーバに乗って、ニューヨーク・USAに徒歩でわたることができるレインボー橋に移動した。バス停から道路を横切り、カナダ側の橋の入り口に向かった。橋の入り口の前にあった両替機で、1米ドル札を1枚入れて、米ドル・クオーター硬貨を手に入れた。レインボー橋の通行料金は0.50米ドル(約40円)で、米ドルまたは加ドルのクオータ硬貨2枚で支払うことができた。基本的に米ドルとカナダドルのレートはほとんど変わらないが、わずかに米ドルの方が弱いので、そのときは意識しなかったが、米ドルで支払う方が日本円建てでは安いことになる。実は、米ドルの両替機は1米ドル札から受け付けてくれたが、加ドルの方は5加ドル札からしか対応していなかった。すなわち、カナダドルの方で両替をすると、クオーターコインが10枚も手に入ることになり、財布が非常に重たくなるようだ。2加ドルとかを混ぜて両替をやろうという考えが、こちらの方にはないようだ。

レインボーブリッジの上から見るナイアガラの滝は、写真を撮るには最高の場所にあった。また、橋の途中に、カナダとアメリカの国境があった。アメリカに入国する前に、入国審査があった。私の前に2人組のハングルを喋る旅行者がいた。若い彼女たちは、入国審査官と色々と話していた結果、最終的に入国することができなかったようで、レインボーブリッジを折り返していた。その後、私が呼ばれた。審査官から、入国してどこに行くのかと尋ねられたので、「Around here. I just see the Niagara Falls at America, ah ... USA side.」(この周辺で、ナイアガラフォールズをアメリカ側から見るためにきた)と答えた。また、滞在期間を聞かれたので、「About 2 or 3 hours」(2-3時間程度)と答えた。質問はそれだけで終わり、入国カードを渡された。それから、パスポート、入国カードと、入国税として6米ドル(約480円)を差し出した。その後、両手の指紋を機械でとり、無事に審査を終えて通過することができた。最終的に30分ほど足止めされた。

私が入国審査を受けているときに、日本人の学生さんがやってきた。彼は、電子辞書を取り出し質問に挑んでいた。審査官から、滞在期間を聞かれたにも関わらず、アトラクションがどうのこうのとか、聞かれもしない、しかも、よく分からないことを言っていた。審査官も笑いながら、まともに英語が話せる人はいないのかと嘆いていた。私の英語もかなりプアーなものだが、意思伝達に必要な最低限度はできる。少なくとも、海外に行くのであれば、最低限、自分の言いたいことを、ゆっくりでも、簡単な表現でもいいので、話せるようになってからだと感じた。アメリカ側に渡り、ショッピングセンターに入ると、「I love NY」のTシャツが売られていた。レインボーブリッジのこちら側は、アメリカのニューヨークなので、そのようなおみやげがあっても不思議ではなかった。昔から、アメリカのニューヨークに来たら絶対に欲しかった一品なので、すぐに購入を決断した。また、併設してあるフードコートにて、中華料理のプレートを注文した。それから、近隣の土産物屋に寄った。1時間ほど滞在してから、再度、レインボーブリッジを渡ってカナダに戻った。カナダに入国する前に、いくつか質問をされたが、うちの先生が先に行き、同行者という扱いで、私はパスポートのチェックだけで済ませることができた。

出入国の近くにあった土産物屋の中に、免税店があったので寄った。結論から言うと、レインボーブリッジを渡る前に、この免税店で買い物を済ませ、アメリカに入国して戻ってくるのが正解らしい。もうすでにアメリカから帰ってきたので、結果的に、ここの免税店で買い物をすることはできなかった。また、その下にもいくつかお店があり、数点のおみやげを買った。ピープルムーバに乗って、トロント行きのバス乗り場に戻ると、ちょうどバスの出発予定時刻の15分前だった。バス停で待っていると、同じ目的で待っている人たちがたくさんいた。定刻になってもバスは到着せず、30分がすぎたところで、うちの先生が予約窓口に状況を聞きに行った。すると、窓口の人は、すでにバスは発車しており、あなたがバスに乗り過ごしたと主張した。そして、次のバスが1時間ほどしたら発射するので、そちらに乗りなさいということだった。同じ境遇にいた北米の4人組のおばちゃんが、うちの先生に話しかけ、現在の状況を聞いてきた。そして、言われた通りのことを話すと、おばちゃんたちの表情がみるみるうちに変わった。その後、インターネットで予約しているセンターに電話をかけはじめた。そうこうしているうちに、同じ路線を提供する別の会社のバスが到着した。私たちが予約したRは、そもそも、次の便がでるかどうかも怪しいので、うちの先生が交渉して、到着した別のバス会社が運営するバスにチケットを切り替えるように言った。

予約システム上の問題か分からないが、窓口で購入したチケットに関しては切り替えることができた。しかし、インターネットで予約したおばちゃん4人組のチケットは切り替えることができないと言われたようだ。最終的に、無理矢理切り替え、バスに乗ってからも、コールセンターの人と1時間近く話をしていた。最後の20分は、バス中に響くまでヒートアップしていた。電話の相手では話にならなかったようなので、その人の上司の人を出せとか、明日の朝までに報告しろとか話していた。どこの世界でも、おばちゃんが最強ということだろう。

2時間のバス移動の末、トロントのダウンタウンに到着した。こちらのバスの運転が荒いせいか、人生で初めてバス酔いを経験した。最後の1時間は意識を飛ばすことでしのいだが、かなりつらかった。往路のVIA鉄道の電車が快適すぎたので、次回くることがあれば、迷わず、VIA鉄道の往復チケットを買うことにする。トロント~ナイアガラフォールズの移動は、多少料金があがるかもしれないし、またトロントを朝に出発してからナイアガラフォールズを夕方に出発する便の本数は、1日に2便しかなくて、とても不便かもしれない。しかし、日帰り観光では問題はなく、確実にベストな選択肢だと思う。


地下鉄を使ってBloor-Yonge駅に移動し、うちの先生と別れてから、駅に併設したフードコートで夕食にした。閉店間際だったため、焼きめし、天ぷら数点、飲み物のセットで6.00加ドル(約480円)であった。値段表をみると、少なくとも10加ドル(約800円)はするはずなので、かなりお得に食べることができた。帰りにドラッグストアに寄り、銀行に設置されたATMから、三井住友VISAカードの国際キャッシングを使って、カナダドルの現金を100加ドル(約8,000円)を引き出した。キャッシングといえば、直接的な借金をしているようで抵抗が強いが、現地通貨の現金をATMから引き出すには、最も手数料を安くあげる手段である。ただし、機械は信用できないので、銀行に設置しており、何かあってもすぐに対応ができる場所のATMを使った。また、私が使う前にも、現地の人が使っていたので、問題が発生する確率は小さいだろうと判断した。

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