インターネットが主流になり、オンラインでほとんどの処理が行えるようになった。原本を送る必要性のない文書を届ける場合、以前はファクシミリ(FAX)が使われていた。今では、PDF等の電子ファイルにした上で、Emailに添付して送る方がなじみ深いだろう。アルバイトをしていた頃は、インターネット経由で在庫状況を管理し、Emailにて業務連絡を行い、各種データはオンラインストレージで共有していた。しかし、売り上げ報告、日報、勤怠表、商品の移動、個別発注などは、ファクシミリ(FAX)を使っていた。インターネットを使えば解決するにも関わらず、ハイテクの割にローテクだった。
ファクシミリ(FAX)は、電話回線を使って文字や画像のデータを伝送する。そのため、導入するためには固定電話を引いてやる必要がある。最近、固定電話を引かないインターネット接続手段が増えてきており、このような状況ではファクシミリ(FAX)を導入することができない。そこで、インターネットFAXと呼ばれるサービスがでてきた。インターネットFAXとは、Emailと対応づけされたFAX番号宛にFAXを送信すると、送信内容をPDFファイルに変換してメールに添付して送ってくれる。逆にこちらから送りたい場合は、インターネット上のウェブサイトを経由させるか、Emailにファイルを添付し指定のSMTPサーバ宛にメールを送ると、添付ファイルの内容をFAXで送信してくれる。
インターネットFAXサービスには、NTT東西 iFAX、NTTコミュニケーションズ グリーンFAX、KDDI ペーパーレスFAX、D-FAX、D-FAXがある。FAX番号としては、NTT、KDDIが提供するサービスは050 (IP電話)、D-FAXは020 (ページングシステム、クイックキャスト、ポケットベル)、eFAXは固定電話番号(03、06など15都市)である。私は、総合的に判断してeFAXを導入した。
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