毎年、春恒例の行事となっている、劇場版名探偵コナンを映画館に見に行きました。香川県内には映画館が3ヵ所あり、今回は、ワーナーマイカルシネマズ綾川に行きました。一番新しいだけあり、座席もキレイで座り心地もよく、少し遠出になりましたが、次回以降も綾川にこようと思いました。ゴールデンウィークを避け、子どもを避け、作品を集中して鑑賞するために、平日夜間にしました。映画館内は3~4組の人が居ただけで、ゆっくり見ることができました。
ワーナーマイカルシネマズで映画を見る場合、正規料金は1,800円、学割を使って1,500円になります。前売り券を買っておけば良かったのですが、忙しくて逃してしまいました。そこで、ゆめタウン高松にあるチケットショップにて、映画鑑賞券を1,300円で購入しました。
映画の感想として、内容に触れない程度に言及しておきます。まず、前作が駄作だっただけに、今回は良く感じました。インターネット上では辛口のコメントがあると思いますが、私的には、十分に楽しむことができました。ただし、非現実的な設定部分がいくつかあり、それが妙に気になりました。
とくに気になったのは、コナンの腕時計に仕込まれた衛星電話システムです。どう考えても、あのサイズに衛星電話を組み込むことはできないように思います。あれだけ贅沢に音声通話やデータ通信を行うと、バッテリーが持たないはずです。電話番号をどのように入力するのか、室内でも通話ができていたり、あのアンテナでは衛星通信は不可能だと感じました。また、クライマックスの蘭を探すシーンで、電波時計が発する微弱電波をイージス艦のレーダーで探索する部分に関しても、電波時計は受信専用なので、あのような使い方はできないと思いました。
ポジティブサプライズ(良い意味で驚いた点)としては、主要キャラクターの女性自衛艦の声を柴咲コウが演じていたところです。最後のエンドロールを見るまで、まったく気がつきませんでした。また、2012年冬に公開される、ルパン三世対コナンの劇場版の予告も気になりました。こちらも、ルパン三世、名探偵コナン、両方のファンとしては必見です。前回のTVスペシャルでのコラボは、顔合わせ程度に終わったので、今回は、真の対決を期待したいです。