国・地域
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発信
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着信
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ハワイ
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140
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175
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イギリス
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180
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110
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シンガポール
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175
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155
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韓国
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125
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70
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国際ローミングの注意点としては、着信する場合でも通話料金が発生することです。すなわち、例えばハワイであれば、相手は090番号宛ての通話料金、自分は1分あたり175円になります。滞在国で国際ローミング中をお互いにしている場合、家族間で連絡を取り合うことが想定されます。このとき、例えばハワイであれば、自分は1分あたり140円、相手は1分あたり175円となります。
両者を合算すれば、1分あたり315円になります。先日のシンガポール移動では、1分あたり330円になります。ドコモは1分課金だと思うので、最低料金330円から従量制になります。緊急事態が発生すれば、お金に換えられないモノがありますが、それ以外の場合、意外とバカになりません。事実、はじめての海外旅行として韓国に行ったとき、生存確認と多少のやりとりをやっただけなのに、5日間の滞在で、3,000円は軽く超える通話料金を支払いました。
はじめての韓国移動での敗因は、着信料金を舐めていたことだと思います。普通、国内で電話を使えば、通話料金は発信側が支払います。その感覚にて、たとえ着信料金とか言っても、微々たるモノだろうと甘く考えていたことです。いずれにせよ、2回目以降の海外渡航の際は、通話料金をできるだけ安くしながらも、必要に足るだけの国際通信を確保したいと考えました。
ひとつの案としては、国際コーリングカードです。プリペイド式の国際電話カードを使えば、日本から海外宛の電話を安くかけることが可能です。様々なサービスがありますが、筆者はブラステルを利用しています。このブラステルは、日本から海外はもちろん、その逆も比較的安価に電話がかけられます。ブラステルは最適解ではないものの、準最適解として十分に使い物になります。
固定電話網が十分に発達している先進国であれば、ブラステルは強力なツールになります。すなわち、国際ローミング中の携帯電話は緊急時のみ利用して、それ以外の通話はブラステルを利用しす。例えば、カナダ移動の際は、1週間ほどの旅行日程で、累計40分ほど国際電話をかけましたが、ブラステルの通話料金は800円ほどでした。これ以外に、携帯電話、公衆電話(海外オペレータ利用・実験目的)などがあります。
ところで、ここからが本題なのですが、衛星携帯電話事業を行っているのは、要するに、インマルサット、イリジウム、スラーヤだと思います。通話エリアを全地球としている衛星携帯電話は、着信料金はゼロ、発信料金はスラーヤ電話であれば1分あたり170円です。発信する場合、ドコモからは1分あたり400~500円、ひかり電話からは1分あたり175円~250円になります。
なるほど。