USB2.0インタフェースカードは、ポートを増やしタイ4ポート用である。このカードは、バックに2基のUSBポートしかついていないにも関わらずなぜ4ポート用かというと、インタフェースカード上に、マザーボードによくある内部接続によるUSBを2基搭載している。この会社は、かゆいところに手が届く、良い物作りをしていると思うが、そのネーミングセンスがふざけているためか、まじめさが伝わってこない。また、そこがいいのかもしれないが、ある意味損をしているのかもしれないと思った。
USB3.0インタフェースカードは、無難にIOデータのカードを購入した。USB3.0カードは、電源供給をする必要がある。このカードの場合は、S-ATAハードディスクへ電流を供給するコネクタと同等のようだ。はじめは、光学ドライブとケーブルを共用していたが、電流不足による安定化回路が働くのはいやなので、USB3.0インタフェース専用に、新たに電源ユニットから電源ケーブルを引っ張ってきた。
USB2.0はPCI、USB3.0はPCI-Exの規格である。グラフィックカードの前後は空けておきたかったが、他に差す場所がないので、下図の赤丸の場所にカードを設置した。
ドライバ類を正常にインストールして、早速USB3.0接続にて外付けハードディスクを使ってみると、リムーバブルメディアとしか表示されない。おそらく、S-ATAとUSB3.0を変換しているチップが、PCI-Ex上のチップと干渉している可能性が高い。とりあえず、USB3.0の体感テストは先延ばしされそうだ。