- マイドキュメントなどを保存しているハードディスクを交換
- 電源装置を大容量なものに交換
- 水冷ラジエータ式CPUクーラのラジエータにたまるホコリの影響を低減するために、ファンフィルタの設置
- USBカードリーダーをフロントパネルに設置
- USB3.0インタフェースカード(バックアップ用ハードディスクへの接続)の設置
今回導入した電源装置は、ENERMAX 1,200W プラチナクラスである。Amazonにて、35,000円程度で購入した。主要な内部パーツは日本製であることはもちろん、出力電圧・電流を安定化するための独自の回路を搭載しているなど、至れり尽くせりの一品だ。メーカー保証も流行が早いこの業界であるにも関わらず、5年保証が付いていることからも、メーカーが自信を持って販売している証拠であろう。
箱代もバカにならないだろうと思わせる高級感ある外箱は、捨てるのがもったいないので、小物入れに流用することにした。電源ユニットのほかに、取り外しを自由に行える電源ケーブル、ファンが付属していた。
私のパソコンケースは、前回故障した際に、エアフローを十分に確保した新しいミドルタワーケースに換えている。このケースでは、電源装置はケースの一番下に取り付ける。
パソコンの仮組の状態で、故障の主原因となったハードディスクから、できるだけデータを吸い出すことによって、復旧を試みた。ケーブルの関係で、適当な高さになるように、下にそこらへんに転がっていたDVDなどを挟んで調整した。
とりあえず、必要最小限の修理が完了した。ENERMAXの電源は、電源ケーブルを必要に応じて着脱できるため、ケーブルを綺麗に収納することができて良かった。また、これまで600Wの電源装置では、電流不足のためか、ケーブルを接続すると調子が悪くなるパーツも、全く何の不具合もなく動き始めた。1,200Wの電源装置は、そのパワーを最大減に活用しきれていないかもしれないが、ゆとりがある方がいいと思った。