日経コンピュータブログ記事「90歳でも楽しく操作」によると、ICT技術の導入が最も遅れているといわれている、農業分野への成功例とも言える内容が紹介されている。インターネットに接続して情報処理をするのであれば、一昔前まではパソコンが主流だったはずだ。しかし、最近、スマートホンやタブレット端末が登場してからは状況が変わったようだ。すなわち、今までインターネットにアクセスする機会がなかった人たちが、インターネットをも利用して、その恩恵を受けられるようになってきている。
パソコン操作を難しく感じる人たちにとって、タブレット端末は直感的に操作をすることができる。また、現実問題として、そもそもパソコンを必要とする人はほんのひとにぎりで、大多数の人は、スマートホンやタブレット端末で解決できてしまう。この手の端末においては、前回はザウルス、その前はWindows CE機など、登場してはいつのまにやら消えることを繰り返していたように思う。正直なところ、スマートホンやタブレット端末が流行しはじめた頃は、しばらくしたらまた消えるように予想していた。しかし、今度の場合は、定着することを前提とした分析が必要になりそうだ。