C++言語はいったいどういう言語だろうか。この質問に対しては、プログラミングの世界の標準言語だと私は思っている。すなわち、実世界では英語のような存在で、何にでもつぶしがきく素晴らしい汎用言語だと思う。C++言語は、C言語とSimla言語を両親にもつ、オブジェクト指向としても使うことができる汎用言語である。クラスを使用したオブジェクト指向の概念を用いることで、数百万行にのぼる莫大なプログラムコードも管理することが可能である。マイコンから流通している商用ソフトウェア、基本ソフト(OS)、スーパーコンピュータ、大規模なシステムなどのほとんどがC++言語で書かれている。繰り返しになるが、プログラミングの世界では実世界で言う英語と同じ位置づけにあると考えられ、他言語を勉強するよりも良い。
一般にC++言語を勉強する前に、C言語を勉強するべきだという議論がある。私はあえてC言語の勉強をする必要はないと思う。それは私自身C++言語からはじめた人間であり、C++言語の開発者であるBjame Stroustrup氏も、いきなりC++言語からはじめるべきだと、自身の著書D&Eで述べている。ただし現実的には、簡単なC言語の本からやり始める方が良いと思う。
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