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2013年5月 管理人

2012/02/19

IP電話アプリを導入した

スマートホン(NEC MEDIAS N06C)に有料のIP電話アプリ(ACROBITS for Android)を導入した。このIP電話アプリは、複数の有料IP電話サービスに対応、複数の音声コーデックに対応、3GとWiFiに応じて設定を自動切り替えができる。IP電話といえば、光電話(NTT東西)050plus(NTTコム)SkypeLine、などがメジャーである。今回私が導入したアプリで使用するのは、国際プリペイドとしても利用可能なブラステルをスマートホン(Android)で利用するためだ。

3GまたはWiFiネットワークでVoIP系サービスのトラヒックを通すのは難しい。その理由は、VoIPのようなリアルタイム性が求められるサービスにおいて、モバイルネットワークはパケット遅延が大きすぎることにある。また、連続してパケットを生成する必要があり、ネットワークの負荷を高めることを防ぐために、この手のサービスをネットワークの提供側がブロックしていることが多い。基本的にアクセス回線(ネットワークとユーザ)の上り(ユーザ→ネットワーク)と下り(ネットワーク→ユーザ)の回線帯域(速度)は異なっている。しかしIP電話のアプリケーションは上下ともに同程度の帯域が必要になってくる。

音声トラヒックを快適に通すためには、トラヒックごとに優先制御を行って品質管理をするべきだが、インターネット経由で行う場合は完全には実現できない。そこで、所望の音声帯域に対して十分なネットワーク帯域とパケット遅延を確保することが現実的である。そこで、IP電話の通信帯域をできる限り絞るために、ボーコーダ(音声をデジタル信号に変換)としてCELP系のコーデックが選択できるとベターだ。一方、ネットワーク提供側でIP電話サービスのトラヒックを遮断している問題に対しては、VPNを張れば解決できる。ただし、今回導入したAcrobitsはVPNを張らなくても、細かく設定すれば使えるようだ。これらのサービスを利用することで、ブラステルの料金表に従い、格安の電話を使うことができるようになった。

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