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2013年5月 管理人

2011/09/16

日本に向けて出発した

昨晩は早めに寝始めたおかげで、6時間弱ほど寝ることができた。夜中の1時30分すぎから、荷物の最終点検、移動のための準備をはじめた。2-3時間ほどパソコンで作業してから、寝ないように注意しながら体を休めた。5時30分すぎにホテルをチェックアウトし、電話代として2加ドルを支払った。また、部屋の枕チップとして、2加ドルコインを1枚と、1-10セントコインを数枚、「Could you use these small coins」(これらの小銭を使ってください)というメモと共に、数十セント分残しておいた。始発の地下鉄でKipling駅まで移動し、シャトルバスでトロント空港まで乗り継いだ。私はエアカナダを使って、バンクーバー経由で東京・成田空港へ飛ぶ予定だ。エアカナダが入っている第1ターミナルでバスを降り、エスカレータを乗り継いで3階の出発ロビーにたどり着いた。エアカナダのチェックインカウンタの前に立っていたお姉さんにバウチャーを見せると、あそこのカウンターに行きなさいと指示を受けた。それからそのカウンターに行くと、受付のおじさんがちょうど出てきて、にこやかに、これはあっちのカウンターだよと教えてくれた。ようやく目的のカウンターにたどり着いたと思ったら、そのお姉さんは、あっちの人が並んでいる所に行きなさいと言われた。その列に並んで、2番目に呼ばれると、要するに、あなたは既に予約が完了しているので、あっちの機械を使って搭乗券を発行しなさいといわれた。

さんざん、あちらこちらに移動した結果、高速チェックイン機にたどり着いた。高速といいながらも、前の人の処理の画面で半分フリーズしており、しばらくしてから、私の事務作業ができる状態になった。日本の機械とは違って、とにかく動作が遅く、全く高速ではなかった。日本語メニューを選択し、予約番号を入力してから、順番にボタンを操作していき、最後にパスポートを読み込ませると、搭乗券と預け手荷物のタグがでてきた。預け荷物は最大で2個まで大丈夫だったようで、スーツケースとボストンバックを預けた。預けたあと、「Needa pick up in vancuvor?」(バンクーバーで荷物をとらないとだめですか?)と聞くと、「No」(いいえ)という返事が返ってきた。確認のために、「I can get in Tokyo?」(東京で荷物を受け取れますね)と聞くと、「Yes, you ??? Narita ???」(はい、??? 成田)と聞き取ることができた。どうやら往路とは違い、復路では途中で荷物を預け直す必要がないということが分かった。

セキュリティでは、ポケットの中身をすべて出すのはもちろん、靴まで脱がされてチェックされた。調査官にポケットの中身はないか聞かれたが、そもそも、ジャージにTシャツというかなり楽な格好であるため、時計、お札を止めるマネークリップを除いて、一切金属を使った製品を身につけていない状態だ。制限エリア内にあったカフェにて、ハムとチーズが挟んだ巨大なクロワッサンを注文した。私の注文する2つ前の人が現金で購入しようとしたところ、5加ドル札の準備がないようで、お客さんの間で両替できないか聞いてきた。私の前の人は、マスターカードで購入し、私は10加ドル札で買う予定だったので、残念ながら両替をすることができたなかった。クレジットカードを使う人がほとんどなので、レジの中に釣り銭を十分に用意していないというのは本当のようで、大きい額の現金は確実に崩していかないとだめだということが分かった。現実的に、1/5/10/20ドル札が一番使いやすいということを身を持って体験した。しかし、外貨両替をするときは、50ドル札が一番便利だと感じた。100ドル単位よりも50ドル単位の方が小回りが利くし、50ドル単位で両替をすれば、20ドル札以下の紙幣で確実にもらいやすいと思う。

ゲートの近くに公衆電話があったので、実家宛に電話連絡をした。また、コーヒーを飲みながらポメラでブログ記事をタイプしていると、某国際会議で知り合った方と偶然出会った。搭乗手続きは定刻通りはじまり、出発も定刻通りになされた。トロントからバンクーバーは、エアーカナダで移動し、バンクーバーにて成田空港行きのJALの飛行機に、1.5時間弱で乗り換えをする必要がある。バンクーバー空港に到着すると、定刻よりも20-30分程度遅れていた。すなわち、実質30-40分の間に、飛行機を降り、国際線のターミナルに移動、JALのカウンタで搭乗券を発行、セキュリティゲートを通過、税関・出国をして、免税店でうちの母親に頼まれた化粧品を購入、乗り継ぎ便に搭乗する必要があった。

飛行機を降りてから、「International airline」(国際線)の矢印をたどって行った。途中で矢印を見失いかけたので、インフォメーションで、「Where can I access to Japan, Japan airline?」(日本行きの飛行機は、どこに行けば乗れますか?)と聞き、「?? straight ?? through door ??? left ???」(直進 ??? ドアを抜けて ??? 左方向)と教えてもらった。とりあえず目に入ったドアを通過し、トイレがあったので用を足しておいた。それから、そのまま指示通りに移動していると、各国際線を提供する航空会社の窓口が見えてきた。その中にJALのロゴがなく、また見失ってしまった。そこで、再度、近くのインフォメーションに行き、「Where can I access to Japan, Japan airline?」と同じ質問をした。しかし、お姉さんは、要するにあんたの言っていることは、意味が分からないと返された。そこで、「OK, I hafta go to Japan. WHERE I GO JAPAN!!」(私は日本に行かなければならない。どこ?、私、行く、日本!)とゆっくりと言うと、隣のお姉さんが、日本航空のカウンタに行きたいのであれば、この道をまっすぐ行って、徒歩3分かかると教えてくれた。その後、がんばって直進しても、全くそれらしいカウンタが見つけられなかったので、さらに、インフォメーションの年配のお姉さんに、「Where can I access to Japan, Japan airline?」と聞くと、場所を指で指されながら、あちらの方へ行きなさい、ただし、エスカレータなどまで行くと行き過ぎだと教えてくれた。その指示通り歩いていくと、ようやく右手にJALのカウンタがあったので、「Where can I check in?」(どこで、チェックインができますか?)と尋ねると、日本語で、後ろのカウンタですよと教えてくれた。ここにきて、ようやく日本語で会話ができるエリアに入ったようだ。

JALのカウンタには、数人と数十人が並んでいる2つの列ができていた。おそらく、数人の列は優先搭乗の方だと思ったが、とりあえずそちらに並び、ダメだったら別の方法を聞こうと考えた。結果的に、数十人が並んでいる列は、隣の航空会社の列が長すぎて、はみ出して、JALの方まで侵出していたようだ。予約票、荷物引換券、パスポート、JALマイレージカードを渡すと搭乗券を発行してくれた。搭乗ゲートの場所を聞くと、そこをまっすぐ行って、レストランの横を左に曲がって、そのまま、まっすぐと教えてくれた。しばらく行くとセキュリティーゲートがあり、その前にアジア系の人が列を作っていた。ただ、その集団は全く動く気配がなかったので、文句を言われれば並び直せばいいと考え、その列を無視して横からからゲート方面に行った。入り口に職員らしいお姉さんが2人立っていたので、「Security check is available?, OK?」(セキュリティチェックはいいですか?)と聞くと、「OK, OK, Go ahead!」(大丈夫、あちらに移動して!)と教えてくれた。どうやら、その集団は、そこにたむろっているか、どうすればいいか迷っているだけの集団か、よく分からない集団のようだった。紛らわしいので、別の場所でやってほしい。また、別の西洋系の人もその集団に、私と同じように戸惑っていた。

セキュリティゲートの前に行くと、黒人のごっついお兄さんが、空いているゲートを指示していた。はじめ、5番といいかけたが、7番があいたのでそちらを案内してくれた。リュックからノートパソコンを取り出し、腕時計とマネークリップや小銭をすべてトレーに乗せ、搭乗券とパスポートを渡すと、あっさりと通過することができた。セキュリティーゲートを抜けた所で、搭乗時刻まで、残り15分をきっていた。目の前にCHANELの文字が飛び込んできたので、すぐにそのお店に行き、頼まれたシャネルの粉おしろいの商品名や色を書いたメモを店員のお姉さんに渡した。すると、すぐに該当する商品の場所に案内してくれた。すると、「color さんじゅう?」(色は30番)と確認してきたので、「Yes, Yes!」(はい)と答えた。そうすると、後ろから年配のお姉さんが出てきて、「ソレ、チガウ、コッチネ」と若いお姉さんのとった商品を換えた。「メモ、ミセテ」というので、そのまま渡すと、年配のお姉さんの方が正しかったようだ。それから、「Eau de toilette, number is ninteen! 百ある?百ある?」(シャネル19番のオードトワレ、100ある?100ある?)と聞くと、「アルヨ、19バン、アタラシイヤツネ、ヒャク、アルヨ、ホカハ?」と答えてくれた。最後に、「That's all, thank you, thank you」(それですべてです、ありがとう、ありがとう)とお礼を言うと、店員のお姉さんたちは笑っていた。また、年配のお姉さんが、「オトサナイヨニ、キヲツケテ!」と笑いながら見送ってくれた。かなり慌ただしい買い物が、よほどおかしかったのだろう。それから、「カイケイ、チュウオウ、アッチ、レジネ」と教えてくれた。本来であれば、余ったカナダドルの現金をすべて処分したかったのだが、乗り継ぎの時刻まで残り5分前後だったので、CITIカードでそのまま切った。

搭乗ゲートに到着すると、既に飛行機への搭乗手続きがはじまっていた。ひとまず、近くにあった公衆電話から、実家宛に、「バンクーバー空港に着いた、これから乗り継ぎ、時間がないから、切るよ」とだけ、数秒足らずの電話連絡をした。また、自動販売機で水が2.25加ドル(約180円)で売られていたので、2ドルコインとクオーターを入れて、水を1本購入した。そして、とりあえずいすに座って、先ほど購入した化粧品をバッグにしまい、水を2-3口ほど飲んでから、搭乗手続きが行われている列に並んだ。成田空港行きのJALの飛行機は、定刻通り出発することができた。時差があるので表現に困るが、朝出発してからまともなものを食べていないため、とてもおなかが減った。そうこうしているうちに、1回目の食事がだされた。9時間30分にも及ぶ長距離のフライトは、肉体的にとても疲れる。大人でも疲れる長時間のフライトを、赤ちゃんにさせており、しかも、泣きわめかれると非常に迷惑だと思う。ただ、のっぴきならない事情があって飛行機に乗せるケースもあると思うので一概に言うことはできないが、公共のスペースでのマナーが分からないうちは、慎むべきだと思う。
2回目の食事のあとでも、全くおなかにたまらず、おなかが減って気分が悪くなりそうだったので、カップラーメンでもないか尋ねた。すると、JALの国際線にはカップラーメンひとち乗せていないようで、出すことができないと言われた。カナダ航空にしろ、シンガポール航空にしろ、無料または数百円でカップラーメンぐらいは提供してくれたので、それが当たり前のように思っていた。そんな当たり前のサービスすら提供できないのかと思い、次回以降はJAL以外の航空会社にしようと考え、腹立たしい気持ちでこの記事を書いていた。そのとき、フライトアテンダントのお姉さんが、余った機内食のパンとお茶をもってきてくれた。この対応を受けて、乗客のちょっとした言動にも注意深く耳を傾け、乗客が快適なフライトができるように最大限の配慮をしてくれるJALの姿勢に感銘を受けた。やはり、日本の航空会社、日本の企業、さすが天下のJALの対応は素晴らしいと感じた。

成田空港には定刻通り到着し、入国手続き、税関を抜け、預け荷物を引き取った。荷物をすべてカートに乗せ、マネーパートナーズで両替した米ドル現金3,000ドルを、たびるーむに受け取りに行った。インフォメーションがあったので、引き取り券に書いてあった簡易地図を見せ、場所を聞くと、すぐ左にあるエレベータで1つ下りて、左方向に行けばいいと教えてもらった。たびるーむに到着すると、早速引換券と米ドルを交換し、1/10/50ドル紙幣を適当に混ぜた500ドルパック6個分、約180枚の米ドル紙幣を数えた。それから、カナダドル建てのトラベラーズチェックは出番がなく、今後も使うことがないと判断し、後ろの外貨両替のカウンターで、日本円の現金にすべて換金した。トラベラーズチェックの換金には、10分弱かかった。パスポート確認、カウンターサイン確認、トラベラーズチェックのセキュリティの確認、個別に振られている番号を電話にて照会し、問題ないことをすべてうけてから現金とひきかえた。米ドルと日本円のトラベラーズチェックは、いざというときに便利だが、それ以外の通貨に関しては不便極まりない。結局、手間をかけて、手数料5,000円をアメックスに寄付したようなものだ。

その後、羽田空港行きのバスに乗るために、JALの受付窓口のお姉さんに、「高松までJALの飛行機で乗り継ぎたい。羽田空港に移動するにはどうすればいいか」尋ねた。すると、「隣のオレンジ色のカウンタでバスのチケットを買いなさい」と教えてくれた。また、JALがはいっているターミナル番号もきいておいた。バスのカウンタに着くと、あと5分ほどで出発するバスのチケットをとってくれ、すぐ隣の出口を出て正面に乗り場があると教えてくれた。バス乗り場に到着すると、係のお兄さんが、トランクルームに入れる荷物の引き受けを行っていた。道路が混雑しているので多少遅れる時間帯だと言われたが、そこまで遅延することはなかった。

空港に到着すると、JALの自動チェックイン機に予約番号を入力して、チェックイン作業を試みた。しかし、予約番号が無効であると表示されたんで、近くのインフォメーションに行き、お姉さんに予約確認書を見せてから、「チェックインをしたいのだけれど、どうすればよいか」聞いた。すると、すぐ後ろのカウンタに行くように教えてくれた。カウンタの列に並んでいると、横からお姉さんがやってきたので、予約確認書を見せるとカウンタまで案内してくれた。無事に搭乗券が発行されると、次に荷物を預ける場所を聞き移動した。中国・四国・九州行きの手荷物を預けるカウンタには長い行列ができており、田舎からでてきたおばあちゃんとおじいちゃんや、右も左も分からない兄ちゃんや姉ちゃんが、カウンタでああでもない、こうでもないとやっていた。

荷物を預けてから、羽田空港の2階にあったお店で、カツ丼ざるそばセットを注文した。その後、1階に戻り、マッサージを受けられる施設を、フロアに立っていたお姉さんに尋ねた。教えてもらったマッサージ施設にて、50分ほど指圧をうけ、半分近く寝てしまっていた。それから、セキュリティゲートをくぐり、高松行きの搭乗口に移動した。予定では8番ゲートだったが、天候不順のため、高松から羽田に来る飛行機が遅延しているようで、搭乗口が12番に変わり、出発時刻も20分ほど遅れていた。しめのラーメンを食べ、トイレを済ませてから、12番ゲートの近くの椅子で待っていた。ようやく飛行機に乗ると、フライトアテンダントさんに毛布を1枚もらい、その上からシートベルトを締め意識を飛ばした。 私の前の席に、赤ちゃん連れのお母さん座っており、周りはいい迷惑をした。ただし、それを見越して、飛行機が離陸する前から着陸する数分前までの間、完全熟睡をすることで対応した。高松に到着すると雨が降っていた。荷物を引き受けたあと、タクシーを拾い、自宅周辺のローソンまで移動した。

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