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2013年5月 管理人

2011/06/08

マイナー通貨両替に関する一検討

原則的に、米ドル、欧ユーロなどのメジャー通貨を両替する場合は日本国内、その他のマイナー通貨は現地で日本円から両替する。ただし、場所によっては日本円からの両替ができないか、できたとしてもレートが非常に悪い場合があり、米ドルを介して両替する必要がある。このとき、日本円から米ドル、米ドルから現地通貨と、2度の両替が発生するため、手数料が2回分必要になる。この手数料とレートを比較して、日本円から直接両替するべきか、米ドルを経由させるか決める。また、一般的に、どの通貨に対しても、日本円からよりも米ドルから両替する方がレートが良く、手数料が小さい場合が多い。

米ドルを国内で調達する場合、銀行、郵便局、外貨両替所で日本円から両替することができる。このとき、TTMに対し、為替手数料を含んだTTSに、両替手数料が1-2%程度上乗せされる。この結果、TTMに対し2-3%程度の手数料が必要である。例えば、$1あたりの手数料を2-3円と見積もると、$100では2-300円、$1,000では2-3,000円になる。この両替手数料を安くするためには、FX口座と外貨建て口座を組み合わせ、0-1%のトラベラーズチェックで出金、または、現地通貨建て口座に電信送金し、現地ATMで手数料無料で出金する方法がある。マネーパートナーズでは、500円の手数料で、米ドル$10,000、欧ユーロ€5,000まで現金で出金することができる。例えば、$1あたりの手数料は、$1,000では0.7円、$2,000では0.45円、$3,000では0.37円になる。本稿では、$1あたり0.5円で米ドルを調達できることを想定して計算する。シンガポールドル(SGD, S$)を両替する場合、本日の現地銀行のレートは次の通りだった。

$1 = \x で両替できる場合、x : 1.2230 = 100 : 1.5245より、x = 80.223になる。本日のマネーパートナーズのレートは、$1 = \79.7であった。従って、二重で手数料を支払っているにも関わらず、米ドルを安く仕入れることさえできれば、米ドルを経由させてもほとんど変わらないことが分かった。従って、為替手数料は無視できるため、両替手数料を考慮する必要がある。原則に戻って考えると、米ドルの方が日本円よりも両替には有利であるはずなので、常に米ドルを経由させる選択肢もありかもしれない。もちろん、為替変動リスク、現金のリスクなどがあることはいうまでもない。

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