実家との連絡手段として、携帯電話のメールと電話、郵便、宅配便を主に使っている。実家にはケーブルテレビのインターネット接続サービスを申し込んでいるので、ブロードバンド・インターネット接続環境が整っている。そのため、パソコン操作を覚えてもらえば、ほとんどの書類をオンラインでやりとりすることができる。しかし、うちの親の世代は、ウェブサイトを見たり、ファイル添付を伴わないメールのやりとりが限界のようだ。そこで、現実的な解決策としてファクシミリ (FAX)を実家に導入し、私側もインターネット経由で利用可能なFAX送受信環境を整えることにした。
実家の電話は黒電話であるため、電話回線の種類としてはダイヤル回線だ。従って、ファクシミリ (FAX)を導入するためには、プッシュ回線に切り替える必要がある。しかし、ダイヤル回線とプッシュ回線の違いは、電話番号を通知するために、パルス信号かDTMF信号を使う違いしかないはずだ。回線自体は同じであるため、ダイヤル回線に対応したファクシミリ機を購入すればよいことが分かった。
ダイヤル回線からプッシュ回線に切り替えると、月額基本料金が上がり、これまで使っていた電話機が使えなくなってしまう。ファクシミリ (FAX)に子機を追加して対応させることも検討したが、操作に慣れた電話機を変えることによる不都合を考慮し、ファクシミリ (FAX)機と電話機を別々に用意することにした。最近のファクシミリ (FAX)機には外部の電話機を接続できる機種が減ったが、Amazonで探しているとブラザー産業の製品が目にとまった。また、普通紙FAXが主流のようだが、インクリボンと普通紙の交換・メンテナンスの手間、ランニングコストを考慮し、感熱紙タイプのファクシミリ (FAX)にした。
実家側の配線などは、12月初旬に帰ったときに行う予定だ。私側のインターネット経由のファクシミリ (FAX)サービスは、eFaxを使用することにした。NTTなどが類似サービスを提供しているが、FAX番号が050のIP電話番号や020ポケットベル番号であった。eFaxは全国15都市から電話番号を選べたので、大阪06から始まる番号を取得した。12月くらいから徐々にテストしていき、年明けから本格的にファクシミリを利用していきたい。
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