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2013年5月 管理人

2010/10/10

全市全郡コンテストに参加した

今日は全市全郡コンテストに参加するために、徳島県板野郡にある馬酔木公園へやってきた。夜中の3時すぎから移動運用の準備を始め、3時30分に自宅を出発した。目的地へ向かう途中、24時間営業のスーパーマーケットに寄り食料を買い、セルフのガソリンスタンドでガソリンを満タンにした。県道10号線を引田方面へ向かい、国道11号線に合流してから徳島市内方面へ向かった。鳴門市のバイパスから側道へ入り、板野町方面へ進んだ。馬酔木公園に行く前に、下界最後のコンビニで30分ほど仮眠をとり、不足した物資を補給した。

山道を1-2速ギアでゆっくり登り、5時すぎに馬酔木公園の駐車場に到着した。周辺はまだ暗かったので、車内にLEDのライトを灯し、6時すぎまで仮眠をとることにした。6時すぎからハンディ機で430MHzをスキャンしていると、早速コンテストに参加している局のCQがあったので、朝食のためにお湯を沸かしている間に応答しておいた。標高が低いとはいっても山の中の朝であるため、温かい豚汁はとてもおいしかった。7時すぎから私もCQを出し何局かと交信した後空振りが続いた。そこで1時間ほど仮眠をとり、寝起きで再度CQを出した。9時すぎにも関わらずコンテストへの参加局が少ないためか、私だけでなく他の局長さんも苦戦しているようだった。そこで、昨日までの天気とは代わり晴れて気持ちがよい陽気になってきたので、全市全郡コンテストのログ提出をあきらめ、淡路島方面へドライブがてら、移動運用をすることにした。

高松自動車道・板野インターチェンジから高速道路へあがり、神戸淡路鳴門自動車道・洲本インターチェンジで降りた。高速道路を降りてすぐにあったマクドナルドで、ソーセージマフィンを3つ購入し、オール兵庫コンテストの際に行った生石公園へ向かった。前回のコンテストの際は、第2駐車場から運用を行ったが、たまたま道を間違えて、第1駐車場の方へたどり着いた。こちらは、第2駐車場とは異なり立派なお手洗いの設備があり、駐車スペースも広かった。また、京阪神エリア方面へ見通しで抜けており、八木アンテナを京都方面へ向けて430MHz/FMでCQを出した。こちらへ移動してもやはりコンテスト参加局は少なく、空振りが続く中でぽつりぽつり呼ばれた。

天気が良く暑くもなく寒くもない陽気の午後、ここ数週間続いた徹夜の疲労から、CQが空振りしている状況が合わさり、不意打ちされたように呼ばれるコールサインは、1-2文字は必ず抜け落ちてしまった。心地よく、うとうとしながら運用を続けていると、「JL2サムシング/2」の局長さんから呼ばれたので、そのように応答した。しかし反応がなかったため、「ポータブル2」の局長様と聞き直した。それでも反応がなく、「QRZ?」を返したのだがそれでもだめだった。もしかしたら夢の中で呼ばれたのかもしれないと考え、CQを出すことをやめ、1時間ほど昼寝をすることにした。窓を3分の1ほどあけていると、暑くもなく寒くもないが、秋の風であるためひんやりした心地の良い風が、海風となって車内を常に流れ、夏場の憂鬱な虫たちもおらず、結局2時間ほど熟睡してしまった。

それから淡路島の海岸沿いを、サイクリング、ツーリング、ウォーキングしている人たちの脇をすぎ、全開にあけた窓から入ってくる快適な潮風を受けた最高のドライブを経験した。南あわじ市から高速道路へあがり、高松中央インターチェンジで降りた。帰りにスーパー銭湯へ寄り、最近のパソコン作業のために疲労が重なっている目・首筋を30分ほどかけてほぐしてもらった。帰宅後30分ほど作業をしていたが、昼寝を結構したはずにも関わらず、劇的な睡魔に襲われため、そのまま寝た。

今回の全市全郡コンテストは、アマチュア無線のコンテストという点でみると、全く面白味のないコンテストに終わってしまった。しかし、アマチュア無線の移動運用という点でみると、ここ1ヶ月のストレスを解消するのに丁度よい、すばらしい休日を過ごすことができた。このように時間を贅沢に使って、いつ、誰と出会えるか全く分からない空に向かって電波を出すというのは、ゆとりのある生活だと思った。

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