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2013年5月 管理人

2010/08/21

ハムフェア2010に参加するために東京へきた

ハムフェア2010に参加するために、東京まで車を運転してきた。昨日の19時すぎに家を出発し、途中でいくつかお店に寄ってから、鳴門ICから高速道路へ上がった。その後、神戸淡路鳴門自動車道、山陽自動車道、中国自動車道、新名神高速、伊勢湾道路、東名高速、首都高速と乗り継ぎ、お台場にある東京ビックサイトへ向かった。道中では、富士川サービスエリアで仮眠をとり、300kmごとに給油を行った。首都高速は初めて走った感想は、阪神高速よりもマナーは良いが、キャパシティーを超えるだけの車であふれており、例えば東京タワーが視界に入っても気がつくだけで終わった。また、首都圏で車を運転している人は、バックで駐車ための時間が非常にかかり、しかも何度も切り返している人がほとんどで、駐車するために待っている身としてはイライラしてしまった。東京ビックサイトの駐車場は結構混雑しており、10時少し前にはほぼ満車に近い状態だった。

会場の入り口では当日券を買い求める人で非常に混雑していたが、私は、来る途中にあったローソンで前売り券を買っていたおかげで、それとは別の数人が並んでいる方で入場券を手に入れることができた。Twitterやコンテストなどでお世話になっている各局とアイボールQSOができると簡単に考えていたが、普段の生活の中ではまず経験することができないほどの人たちで会場内はあふれており、約2時間かけて会場内を3周ほど回ったので精一杯だった。

企業ブースでは、各社の新製品や主力商品の実物を見て触ることができた。ネット通販で、Diamond製のGPアンテナの購入を検討していたが、実際に実物を見て、自分の力量では裁ききれないほど大型であることを知り、購入を断念して良かったと思った。どうしても写真やカタログだけで商品を見なければならないことが多い中で、実際の商品を手にとって触れる良い機会になった。各団体の出店団体では、高校の文化祭のノリで、興味深い物がたくさん並べられていた。いくつかのショップも即売会を行っており、相場よりも安い値段設定で販売されていた。私は、以前から欲しかったHF帯のSWR/パワー計を、どこよりも安い価格で買うことができた。

会場の駐車場にて車内を片付けていたら、144MHzでハムフェアの記念局を運用している若い声が聞こえてきた。QSOには不慣れなようで、パイルアップを全く裁けずにいたが、一生懸命がんばっていた。その後、430MHzにて、おじさまのオペレータに代わり、どんどん待機していた局をこなしていった。私も駐車場から2Wで呼びかけてみたところ、59ですぐにピックアップしてくれた。

会場を後にしてから、以前から気になっていた、東京湾アクアライン、海ほたるへ向けて車を走らせた。羽田空港をすぎ、木更津方面を示す標識通りに走っていると、10km近い海底トンネルにたどり着いた。トンネル出口には、海上にある海ほたるパーキングエリアがあった。四方を海に囲まれ、東京という街を海から見ることや東京湾を行き交う船を見ることができた。海ほたるをUターンして川崎方面へ戻り、横浜ベイブリッジを経由して東名高速へ帰ってきた。横浜の湾岸線を走った感想は、しまなみ街道をハリウッド版にリメイクした景色で、大阪を現代とすると近未来的な景色に感じた。しかし、これが現在の日本だと考えると、いかに四国が超ど田舎であるかが実感でき、しまなみ街道がイマイチ不人気な理由も分かった気がした。

足柄サービスエリアの少し離れた駐車スペースに車を止め、同サービスエリア内にあったお風呂で汗を流した。本当は、お台場の大江戸温泉へ行きたかったが、入場料や駐車料金が3000円近くするために断念し、箱根(の方から引き湯をしている)温泉ということで、こちらでがまんした。ただ、お風呂の内容、休憩スペースは抜群で、とくに風呂上がりに畳の部屋で30分ほど横になったのが楽だった。体力が回復したので、併設のコンビニで氷や珍しい物を購入してから、浜松、名古屋方面へ向けて出発した。

今回は、東名高速を制覇し、首都高速の様子、レインボーブリッジ、東京湾アクアライン、横浜ベイブリッジあたりを攻めることができたので満足した。また、ハムフェアの雰囲気を味わいつつ、欲しかった装置を格安で手に入れることができ、記念局と交信することができた。このところ、気分が沈む事が多かったので良い気分転換になるとともに、久しぶりの長距離運転で車を転がしたい欲求を満たし、道中で研究や今後のことを十分に考えることができた。