ようこそHAM-RADIO.ASIA
このウェブサイトは、うどん県(旧香川県)から発信している、完全に趣味に走った内容ばかりで構成されています。駄文ばかりですが、よろしくおつきあい下さい。本ブログの左側に、ちょコム送金口座の情報を試験的に公開します。こんなご時世ですが、私のブログに寄付・ドネーションをしていただける方は、よろしくお願いします。クレジットカードから簡単に決済することが可能です。また、銀行口座への振込みでもお待ちしております。 なお、このウェブサイトは、任意団体ダーファミリーが運営・管理を行っております。
2013年5月 管理人

2010/04/27

ボイスキーヤーを製作した

IC-7000Mにはボイスキーヤーが搭載されており、コンテストやCQを出すときに、非常に重宝していた。しかし、ID-800や他の無線機には、ボイスキーヤーの機能はなく、一度便利さを覚えてしまった人間には不満があった。そこで、ボイスキーヤーを探してみると、いくつかの装置が候補に挙がったが、価格が2-3万円ほどするため購入をためらっていた。そのような状況で、マルツ通販でIC音声再生キットなるものを発見した。このキットを改造して、スピーカーからでてくる録音した音声を、無線機に入れることができれば、ボイスキーヤーとして使えるのではないかと考えた。

早速注文したキットの中をあけてみると、いくつかのパーツと説明書が入っていた。この説明書は、英語と中国語で書かれたものしか入っていなかった。英語で書いてあれば問題ないが、なぜ日本語ではなく中国語か少し興味深い。説明書通りにキットを組み立て、動作確認を行ったところ、希望通りの録音、再生機能が働いた。音声の品質を上げるために、一部の抵抗を変えた以外は、特に変更はしなかった。

次に、スピーカーからの出力を無線機に流し込む部分だが、100均で購入したLANケーブルを切断して、インタフェースを作成し、100kの抵抗を挟むことで適当な音声を割り込ませることができた。また、音声を流し込んでいる間は、PPTスイッチをONにしたかったので、再生中に光るLEDの足からトランジスタに接続し、リレーを使ってPPTのON/OFFができるようにした。ただ、ユニバーサル基盤の状況で、正常に動いたり勝手にPPTが入ったりして、動作が不安定だった。おそらく原因は接触不良だと思うので、明日以降、ホットボンドで順番に固めていこうと思った。