銀行に着いてから案内係の人に口座を開設したいことを告げると、番号札を渡された。しばらくソファーで待っていると、2~3分ほどで窓口に呼び出された。本人確認のために運転免許証、運転免許証と違う住所で登録したかったので、四国ガスの領収証を持って行った。
住所確認書類に関しては、NTTドコモの請求書、四国電力の口座振替通知票を持参したが、どれも使えないと断られた。四国ガスの領収証に関しては、たまたま口座振替の通知書が届き、郵便局のATMで振込を行った。その一式を持って行くと、しばらく待ったあと了解と言われた。一人暮らしにて、公共料金をクレジットカードや銀行振り替えにしておくと、公共料金の領収証を入手することも一苦労だ。
新規で口座を開設する場合、SMBCファーストパックと呼ばれる口座に決めた。これは、普通預金、インターネットバンキング、クレジットカードの3点セットの口座である。今回、私が求めていた条件を次に示す。
- 三井住友銀行の普通預金の口座
- 三井住友銀行の同一支店(高松店内)、本店、他の支店の口座への送金手数料が無料
- 手数料が無料のATMが近所に設置してある
- インターネットで取引が完了できる
銀行の窓口に行って、素直に口座を開設する目的(インターネット取引で三井住友銀行の人とやりとりすることが多くなり、送金手数料がバカにならなくなった)を伝え、条件を示すと色々と親切に教えてくれた。上述した条件を相談したところ、SMBCファーストパック口座で、普通預金+インターネットバンキングのセットで申し込みをすれば良いということだ。この場合、SMBCポイントパックと呼ばれるサービスに該当するようだ。
三井住友銀行の同一支店、本支店間の送金手数料を無料にするためには、次に示す条件を1つ以上満たせばよい。
- 給与・年金の受け取り実績がある
- 三井住友VISAカードの引き落とし口座に指定
- 預金残高が30万円以上ある
- 住宅ローンの契約がある
- Web通帳の契約がある
- カードローンの契約がある
以上を総合的に判断して、結局、インターネット取引が中心になる上、通帳記帳などほどんどやらないので、5のWeb通帳の契約をもって条件を満たすことに決めた。
上の条件を1つ以上満たすことにより、三井住友銀行のATM手数料が無料、コンビニATMの手数料が1ヵ月あたり4回まで無料、ゆうちょ銀行のATMの手数料が無料(ただし時間外手数料は別途発生)になる。
手続きがすべて完了すると、「お手続き内容確認書(領収証兼用)」のペラペラの紙を1枚渡されたけで終わった。通帳がないのはやっぱり寂しいと感じた。