自宅にNTT西日本の光回線を導入したため、「ひかり、ひろがる、ひびきあう」ことができるようになった。具体的には、光フレッツ(ただしハヤブサ1Gbit/sではない)回線とOCNプロバイダの組み合わせで、インターネット、電話(ひかり電話)、テレビ(ひかりテレビ)のトリプルプレイである。
玄関にあるネットワーク回線の引込口から光ケーブルを這わせ、洋間の電力線コンセントが近い場所に光ケーブルの終端口を設置してもらった。ファイバーケーブルであるため、垂直に曲げて配線することができないようだ。そこから光モデム(ルータ併用)に光ケーブルで配線をした。自宅LANは二重のネットワーク構造にしており、外側のネットワークには、ひかりテレビ、ひかり電話などを接続して、内側のネットワークには、パソコンなどを接続することにした。
NTTからレンタルした光モデムの電話ジャックからFAX親機に接続して、子機は隣の和室に設置した。外側と内側のネットワークを区切るルータは、モデムの隣に設置して、そこからデスクトップパソコンまでは、カテゴリ6準拠のLANケーブルで接続した。また、スマートホン、ノートパソコンは、無線LAN接続を想定した。
一方、ひかりテレビの受信機やテレビは隣接する和室に設置したため、光モデムと受信機の間は、電力線を使ったネットワークシステム(PLC)を用いた。20メートル程度のLANケーブルを這わせても良かったが、賃貸物件であったのであきらめた。また、無線LAN接続でひかりTVの接続も考えたが、無線LANのリソースはスマートホン、ノートパソコンに割り当てたかったし、十分な帯域を確保するには、無線LANに依存させない方が良い思ったためPLCを用いた。