北陸自動車道は完全アウェイであるため、距離感覚が全くつかめていない。ここから、富山までどのくらいの距離があるか分からなかった。運良く北陸自動車道のサービスエリアとインターチェンジのキロポストが分かる地図を手に入れることができたため、簡単に計算してみると、残りは約80kmのようだった。
富山西インターチェンジにアクセスする最後のパーキングエリアのトイレにて、スーツに着替え、そのまま下道に下りた。富山の道を走ったことがなかったうえに、今回は時間節約のために、カーナビの指示に従って車を走らせた。目的の会場周辺を散策してみたところ、駐車場の類が全くなかった。そこで、富山市内の丸の内の安い駐車場に車を止め、そこから、路面電車を使って会場に接続することにした。
会場となる富山大学に到着して、受付を済ませると、予定していたよりも1時間ほど遅れてしまった。周辺に駐車場が当然あると思っていたので、そこの部分のロスが大きかったと思う。運良く、目的としていた午前のセッションは9時45分からはじまっていたため、まだ、最所のプレゼンテーションがはじまってすぐの状況だった。
12時すぎにセッションが終わり、そのまま、午後のセッションの会場に移動した。ホテルの予約などをやっていると、思ったよりも時間が流れ、午後のセッションがはじまった。それから、16時すぎまで聴講に参加した。会場を後にしてから、電車を使って丸の内まで移動して、一度車に戻った。昼食を食べ損なったこともあり、お腹も減っていたので、近所を散策することにした。しかし、その近辺は明らかに夜の町であったため、仕方なく、国道41号を適当に走ってみることにした。
主要な国道沿いには、一通りの店がそろっているという私の読みがあたり、ファミレスを発見した。ついでに、すき家、松屋、コンビニ、マクドナルド、セルフのガソリンスタンドの場所もチェックしておいた。夕食が終わってから、そのまま、ホテルに向かった。1泊4,000円、風呂は大浴場、トイレは共同、和室6畳という、物好きな人専用の場所に宿泊した。
18時前に、ホテルにチェックインをしてから、荷物を部屋に下ろし、大浴場にて汗を流した。それから部屋に戻り、ノートパソコン、予備バッテリー、携帯電話などを充電器にセットして、資料をパラパラとめくっていると、さすがに劇的な睡魔に襲われた。19時前に布団に入り、完全熟睡しはじめ、結局、翌日目が覚めたのは、6時すぎだった。