国道1号に合流してからは、バイパスをいくつか経由して浜松まで移動した。名古屋から浜松の区間は、比較的快適に過ごすことができた。浜松に入ってからは、イオンにて買い出しと氷を調達して、浜名湖を目指した。浜名湖のほとりで、家族連れがつりや海水浴を楽しんでいる姿を見ながら、コーヒーをわかして飲んだ。
浜松を過ぎてから、国道150号に接続して、御前崎に向かった。途中にあった温泉施設にて汗を流し、その奥にあった海水浴場の脇で、夕食のホットサンドを作った。それから、浜岡原発を眺めながら、近くのドラッグストアで、珍しい食品と氷を調達した。静岡のえびせんは、とてもおいしかった。
日が落ちて、ひたすら国道150号を静岡方面に向けて走り、途中の吉田インターチェンジから東名高速道路(下り)に上がった。東名高速の下り線に上がった理由は、その先にある、牧ノ原サービスエリア(下り)には、仮眠スペースがある情報をつかんでいたからである。牧ノ原サービスエリア(下り)に到着して、施設をひとまわりしてみると、かなり快適に過ごせそうだと思った。
ボストンバッグに、タオル、洗面用具、毛布を詰め込み、仮眠スペースに向かった。仮眠スペースの隣には、シャワールームとマッサージルームがあった。マッサージルームをのぞいてみると、5分ほど待てばやってもらえるといわれたので、3,000円ほどだして30分ほどマッサージをしてもらうことにした。それから、21時すぎに仮眠スペースに戻り、備え付けてあった枕にタオルをかぶせ、毛布をかぶって仮眠をとった。