FPU
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VCU
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CLA
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Flash
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SRAM
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28069
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○
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○
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○
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128K
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50K
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28068
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○
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○
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×
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128K
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50K
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28067
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○
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×
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×
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128K
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50K
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28066
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○
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×
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×
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128K
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34K
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28065
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○
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○
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○
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64K
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50K
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28064
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○
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○
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×
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64K
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50K
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28063
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○
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×
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×
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64K
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34K
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28062
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○
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×
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×
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64K
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26K
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このPiccoloシリーズは、そもそもモーター制御を実現するために開発されている。先日参加した講習会においても、Piccoloを用いたソリューションとしては、モーター制御、太陽光発電インバーター、電源制御、スマートグリッド・照明制御、電力線通信(PLC)が紹介されていた。また、これ以外の用途に関しては、TI社でも色々と模索しているようだった。私は、このチップを用いた第三のソリューションとして、無線通信シミュレータへの応用を考えている。とくに、電力線通信での要求を満たすために開発された、組み込みの高速化ライブラリの一部は、そのまま無線通信の分野に利用可能であると感じた。
さて、その製品群の中でも、最も簡単に評価が可能なUSBスティックタイプを選択した。TI社の講習会の後で、開発者の方に色々と質問をして、最終的に TMDX28069USB を選択した。この手のパーツを購入する場合、少量を個人で入手することは難しい。私は、TI社の正規代理店・Chip1stopで注文した。
2011年冬から販売されはじめた新しいマイコンで、しかも何のノウハウも持ち合わせていない個人では、なかなか触ることに苦労している。もっとも、この手のデバイスを、ほとんど情報もなく、2-3日で使いこなせたら、そんな人は化け物だと思う。