050 plusとの大きな違いは、月々の基本料金が不要である点である。従って、維持費をできる限り安くしたいユーザにとっては朗報かもしれない。下表に、筆者が利用している(または検討している)IP電話サービスの料金の比較結果を示す。
Brastel
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Doccica
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FUSION
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050 plus
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基本料金
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0円/月
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0円/月
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0円/月
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315円/月
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着 信
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番号
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NA
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050番号
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050番号
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050番号
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着信転送
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NA
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あり
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なし
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留守電メール
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NA
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あり
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なし
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あり
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発 信
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固定電話
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2.8円/分
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5円/分
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16.8円/分
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2.8円/分
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携帯電話
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16.8円/分
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15円/分
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16.8円/分
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16.8円/分
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PHS
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18.9円/分
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15円/分
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16.8円/分
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16.8円/分
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アメリカ
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3.99円/分
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5円/分
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NA
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9円/分
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韓国(携帯)
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6.5円/分
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15円/分
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NA
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30円/分
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韓国(固定)
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4.33円/分
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5円/分
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NA
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30円/分
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電話を頻繁にかける人にとって、通話料金の節約は関心の高いことだと思う。一方、通話料金は安い方が良いが、基本料金を毎月払うのがばからしいと感じる、筆者のようなユーザにとっては、SMART Betaのサービスは魅力的である。使い方としては、毎月の維持費を0円にて050番号の着信番号をもらうことができる。
従って、着信専用にFUSION、留守電専用にDoccica、発信専用にBrastel/FUSION、海外発信専用にBrasteを割り当てると、通話料金を節約できそうだ。しかし、それなりに発信をするリア充の人は、使い分けの手間として月315円を払って050 plusに統一した方がいいと思う。