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2013年5月 管理人

2012/04/03

株式配当金や株主優待だけをタダ(無料)で取得する技

株式を保有する株主は、キャピタルゲイン(株式価格が上がることにより、買ったときよりも高く売れることによる差益)およびインカムゲイン(株式の配当金、預貯金における利息・利子)のほかに、株主優待がある。株主優待に関しては企業によって異なるため、例えば、Yahooファイナンスなどで株主優待を調べることができる。株式に関して私は、駐車場タイムズを運営するパーク24、ファーストフードで有名なマクドナルドなどを保有している。私が株式を保有する目的は、単に資産分散によるリスクヘッジである。ただし、株主優待(パーク24はタイムズ駐車場の無料券、マクドナルドはハンバーガー無料引換券)に関しても期待している部分はある。

私は株式はよほどの理由がない限り中長期的に保有しようと考えているが、世の中には、配当金と株主優待のみを目的としている人もいるだろう。すなわち、配当金および株主優待を受け取る権利が確定する月だけ株式を取得し、それが済めば即座に売却して、他の株式や金融商品を購入するケースである。考えることはみんな同じで、株式の価格は変動するものではあるが、それらの権利が発生する月には、相対的に価格が上がる傾向がある。いくら配当金や株主優待をもらえるからといっても、平均的な株式価格と比較して値段が上がるのであれば、キャピタルゲインの部分で損してしまう問題がある。すなわち、株式を高い値段で購入し安い値段で売却するかたちになり、その差益と配当金および株主優待で得られる利益を比較すると、さほど得をしない結果になりやすい

この問題点を解決するために、株式を購入(買いポジションを取る)すると同時に、株式の信用取引を利用して、購入した額と同額の株式を売却(売りポジションを取る)する手法がある。すなわち、株式を両建てすることにより、株式価格が安くなるリスクを回避して、株式の配当金や株主優待だけをタダ(無料)で取得することができる。しかし、この手法を使用する場合は、信用取引で株式を売却する際に必要な手数料(逆日歩)の発生に注意しなければならない。すなわち、いくら株式を購入し、手数料(逆日歩)を支払って株式を売却することで、リスクなしでタダ(無料)で配当金や株主優待の権利を得たとしても、その手数料部分が大きくなる新しい問題点が発生する。

結論から述べると、株式配当金や株主優待だけをリスクをかけずにタダ(無料)で取得するひとつの技として、最近話題となっているCFD取引を利用すればよい。CFDは、外為取引で有名なFXに対して、取引対象を通貨からすべての金融商品に拡張した金融商品である。具体的には、通常通り目当ての株式を購入と同時に、CFDを利用して同じ銘柄を同じ金額だけ売却すれば、株式の信用取引で必要な手数料(逆日歩)は必要ない

私は先述した通り、株式は資産分散のひとつの手段として、株式を中長期的に保有しているため、このCFDを使用した手法は使用していない。そのため、あまり詳しいことを述べることはできないので、この発想(アイデア)はヒント(とっかかり)という位置づけで捉えて欲しい。