- メイン関数
- コマンドプロンプトを基本とするプログラムは、メイン関数を必ず1つ含んでいる。メイン関数という名前からその働きが想像できるが、その関数内へ処理などを書いていく。またユーザが任意に関数を定義することもできる。関数はブロックと呼ばれる中括弧{ }で囲まれた部分を1つのまとまりとする。
- インデント
- プログラムのソースコードは、人が読むことが基本である。ブロック単位でインデントを行うことで、可読性をよくする必要がある。インデントの方法は、様々なプログラムを読むことによって要領をつかむ必要がある。
- ヘッダファイル
- ヘッダファイルはソースコードの先頭に記述することにより、様々な機能を使えるようにする特別なファイルである。ヘッダファイルは#include命令によってインクルードすることで、はじめて使うことができるようになる。一般にヘッダファイルは、ソースコード内で使用する関数や機能を提供するライブラリファイルで、関数に依存して適切なヘッダファイルをインクルードする必要がある。すなわち、場合によっては複数のヘッダファイルをインクルードすることもある。初心者向けの解説書には、一種のおまじないという言葉で片付けられているものが多い。
ヘッダファイルをソースコードへインクルードするためには、#include文を用いてインクルードしたヘッダファイルを指定する。ヘッダファイルのインクルード方法として、< >と" "の2種類の方法でファイル名を指定することができる。前者はコンパイラ等がすでに準備しているヘッダファイルを使用する場合で、後者はユーザが独自のヘッダファイルを定義する場合、同フォルダ内に指定するヘッダファイルが存在する場合に使う。
- 出力ストリーム
- 画面に文字列を出力する場合などは、リダイレクトと同様の記号<<を使用して、7行目に例示するとおり記述する。
- コメント
- C++言語におけるコメントは//を使用する。コメントとは、プログラミングの動作に関わらず、プログラムを作成する人のメモである。C言語と下位互換性を保っているため、/* */という記述法も利用可能である。//は、//以降の文字列を1行分コメントアウトする。一方、/* */は、/*と*/の間で囲まれている部分をコメントアウトする。
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