四国の地方都市、香川県高松市も、広域WiMAXと呼ばれるUQコミュニケーションズが提供するWiMAX網のインフラが敷かれている。WiMAXとは、IEEE 802.16eをベースとしたB3Gの高速移動体通信システムで、その最新版は4Gに提案されている注目するワイヤレスモバイルネットワークシステムである。日本国内では、HSDPA/HSUPA、来春の3G-LTEが主流であるが、世界的にみるとWiMAXの方が好まれている点も興味深い。
業界でもスループットが高いことで人気がある、シンセイコーポレーションのNW-U2510 v2を購入した。広域WiMAXのMVNOとしてサービスを行っている会社のキャンペーンを利用すれば、端末を格安で手に入れることが可能だが、月額サービスへの加入や2年縛りなどが課せられるため、割高にはなるがAmazonにて端末のみを購入した。仕様は、2.5GHz帯を10MHz占有し、OFDMA、MIMOによるアクセスを行うようだ。
端末をノートパソコンに接続すると、ドライバ、接続ソフトの自動インストールがはじまり、簡単にセットアップを完了することができた。私の場合、15日間の無料体験が付いていたので早速申し込み、高松市内のいくつかのポイントで実際にスループットを計測してみた。屋内では1-5Mbit/s、屋外では5-7Mbit/sの速度がでていた。ベストエフォートで、40Mbit/sには届かないが、モバイル環境でインターネットに接続し、テキスト情報の取得だけでなく動画などのストリーミングで使っても、十分耐えられると思った。
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