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2013年5月 管理人
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2013/01/06

シンガポール・ドルへの両替

シンガポールドルへ両替をする場合、どの程度の手数料が必要か計算してみた。シンガポールUOB銀行の本日の現金外貨両替(FX)レートは次の通りである。米ドルは1ドルあたり、日本円は100円あたり、シンガポールドルへの換算である。TTSはシンガポールドルを米ドルまたは日本円に両替するときのレート、TTBは米ドルまたは日本円からシンガポールドルに両替するときのレートである。スプレッドは、TTSとTTBの差で、いわば手数料と考えて問題はない。

通 貨
TTS
TTB
スプレッド
[PIPS]
片道スプ
[PIPS]
米ドル
1.2360
1.2130
230
115
日本円
1.4110
1.3735
375
188

端的に述べると、TTBレートでシンガポールドルを我々は購入、片道スプレッドが外貨両替に必要な手数料である。ただし、PIPSによる表示は、1万円相当を両替するのに必要な手数料と考えればよい。

シンガポールドルのようなマイナー通貨を両替する場合、米ドルから両替する方が手数料が小さいことは言うまでもないが、日本円から両替をしてもさほど差がないことが分かる。検索サイトで引っかかるウェブサイトのいずれにも、日本円から両替することが推奨されているが、実際、日本円の現金を持って行き、現地でシンガポールドルへ両替するのが正解だと思う。

筆者の場合、FXなどを通じて、米ドルに関しては、手数料30PIPSほどで両替を済ませている。そのため、両替済みの米ドルからシンガポールドルへ両替した場合であっても、手数料の観点から明らかに損をすることはない。すなわち、日本円→シンガポールドルの場合は188PIPS、日本円→米ドル→シンガポールドルの場合は145PIPSである。

一般:      200PIPS       115PIPS

 (日本円)  <->  (米ドル)  <->  (シンガポールドル)

筆者:      30PIPS        115PIPS

筆者の場合、日本円から両替しても、米ドルから両替しても二重に手数料を支払うことに起因する損は小さい。従って、単純に、日本円または米ドルのいずれかのレートが良い方を選べばよい。前回、2011年の夏にシンガポールに行ったときのレートと比較してみる。

前回
(2011年)
今回
(2013年)
前回比
米ドル
1.1780
1.2130
2.97%
日本円
1.5580
1.3735
-11.84%

自称FXトレーダーの立場から言うと、最近の外為の状況は円安・ドル高である。安倍新政権による金融緩和政策が評価され、参議院選挙までに経済の立て直しの結果が求められる中、円は売られる傾向にあるため円安になりやすい。一方、米国の財政の崖問題に区切りがつき、米ドルが買われやすい傾向にあるためドル高になりやすい。ユーロと絡めてみても、2013年に入ってから、米ドルが買い戻されていることが分かる。

さて、シンガポールドルに関しては、2.97%のシンガポールドル安・米ドル高、11.84%のシンがポールドル高・日本円安である。従って、筆者の場合は、米ドルから両替するのがお得なようだ。



2012/04/16

外貨両替のレシートが出てきたので計算してみた

昨夏のカナダ、シンガポール移動の際の外貨両替のレシートが出てきたので、軽く計算してみた。カナダは、手数料を二重で支払っても国内で米ドル現金に両替して、カナダ国内ではその米ドルからカナダドルに両替するのが正解のようだ。一方シンガポールは、日本円の現金を持ち込んで、そのままシンガポールドルに両替すれば良さそうだ。日本の円は、北米では弱く、アジアでは強く、また、すぐに必要な現金だけ、5,000円ほど両替しておき、クレジットカードを併用するのが賢いというセオリーは正しいと思った。

1カナダドル=105.26円(日本円現金@カナダ)
1カナダドル=92.69円(日本円現金@日本)
1カナダドル=1.0917米ドル(米ドル現金@カナダ)

1シンガポールドル=64.25円(日本円現金@シンガポール)
1シンガポールドル=71.14円(日本円現金@日本)
1シンガポールドル=0.8489米ドル(米ドル現金@シンガポール)
1シンガポールドル=0.8562米ドル(米ドルトラベラーズチェック@シンガポール)

2012/04/03

MUFGカードで外貨両替の手数料が節約できるようだ

三菱東京UFJグループが発行するクレジットカードMUFGカードにおいて、ワールドカレンシーショップ店頭での外貨両替の手数料が安くなるようだ。私はMUFGイニシャルアメックスを保有しており、将来的には、MUFGゴールドアメックスに移行する予定である。従って、将来的にはこの権利を得ることができ。ただ、すべての外貨が安くなるわけではなく、米ドル(1ドルあたり0.25円)および欧ユーロ(1ユーロあたり0.30円)に限定されるようだ。

外貨両替の手数料が安くなるという、久しぶりにワクワクする記述を発見したが、米ドルと欧ユーロ限定では使い物にならない。その理由は、私はメジャー通貨に関しては、FX会社(マネーパートナーズ)を利用して節約できているからだ。今後、このサービスの内容が改善することを期待する。

2012/03/31

[FX外貨両替]FXで外貨両替をしたあと

先述したことを総合的に判断して、自分はFXによる外貨両替をした方がお得だと思う人は、この後もぜひ読み進めて欲しい。結論からいうと、いくらFXで外貨両替をお得に安くできても、両替をしたあとどのように外貨を手に入れるかによって、結果的にほとんど安くならない。FXで外貨両替をお得にできるとうたっているウェブサイトでは、FXで外貨両替をしたあとのことを無視している場合があるため、本稿ではその部分を述べる。

FXで外貨両替をして実際に外貨を受け取るためには、外貨現金として直接受け取る、または外貨建の普通預金の口座に振り込んでもらう方法がある。外貨現金として直接受け取る方法は、私も愛用しているマネーパートナーズの成田空港での受け取りが現実的である。手数料などは先述した通りだ。簡単にいうと、1通貨単位(ドル、ユーロなど)あたり20PIPS(20銭、0.2%)の外貨両替手数料と、1回あたり500円の現金受取手数料が必要である。

一方、外貨建の普通預金の口座に振り込んでもらい、そこからキャッシュカードや窓口で外貨を引き出す方法がある。ここで注意したいのは、リフティングチャージである。すなわち、国内の外貨建の普通預金の口座に外貨を振り込んでもらうときは、着金に手数料(5,000円前後)が発生する。要するに、シティバンク銀行の個人名義の口座はリフティングチャージは発生しない。次に、外貨現金として受け取るために、外貨取り扱いの手数料が発生(1ドルあたり2円、1ユーロあたり3円前後)する。トラベラーズチェックを利用して出金すれば、手数料を抑えることができる(1ドル・ユーロあたり1円前後)。条件を満たしていれば(シティバンク銀行の場合、シティカード・ゴールドカードを保有)、手数料を無料にすることができるが、そのトラベラーズチェックを換金する際に手数料が発生する(1ドル・ユーロあたり1~2円前後、または1回・枚あたり数百円)。

法律の関係で海外の口座にFXの口座から直接送金することはできないが、一般の銀行を経由させると可能である。すなわち、リフティングチャージ(5,000円前後)、送金手数料(5,000円前後)を許容して海外の口座に送金して、海外の口座から手数料を抑えて現地通貨を引き出せば安くなる。シティバンク銀行では、個人の口座はリフティングチャージは不要、米ドルに関しては、米ドル普通預金の口を開設して、外貨キャッシュカードを利用して、ATM手数料2米ドル(約200円)および現地のATM設置業者への手数料(100円~500円)で、米ドルに関しては現金を引き出せる。従って、ちょこっと海外に遊びに行く程度の人は、手数料、手間の方が大きいと思う。

また、究極的には、米ドル現金を手数料無料で両替することができる。要するにセントラル短資では手数料無料でコンバージョン(外貨両替)ができる。そこから、三井住友銀行の外貨建普通預金に送金すれば、送金手数料無料、リフティングチャージは不要である。さらに、三井住友銀行の外貨建普通預金に約100万円の外貨預金があれば、外貨引き出しの手数料は無料である。いうまでもなく、100万円分の外貨預金はペイオフの対象外(1,000万円の元本保証のアレ)である。また、外貨預金として寝かせるのであれば、手数料、税制面の点で外貨建MMF(為替差益に対して非課税)を選択するのが妥当である。従って、相応の金額の外貨預金をしている人以外はメリットはないだろう。

以上をまとめると、結局、海外旅行で必要な外貨両替は、両替の金額にもよるが、手数料はあまり気にせず、最も便利な方法で両替するのがベストだと思う。あれこれやっても、よほどの額を両替しない限り、各両替の方法による違いはない。ただし、成田空港を利用するのであれば、FX会社のマネーパートナーズの外貨両替と現金受取を利用するのは意外といいと思う。事前に現金を用意しておきたければ、最寄りの銀行、大きな郵便局に行くか、三井住友銀行の外貨宅配サービスが手軽だろう。

クレジットカードをベースに、米ドル現金、日本円現金、現地通貨現金、おまもりで、国際キャッシュカードや米ドル建トラベラーズチェックを足せば十分である。たちまち現地通貨が必要であれば、クレジットカード付帯の国際キャッシングを利用するのが手軽である。ただし、キャッシングは借金であるため、利息が大きくなる前に繰上返済する方がよい(繰上返済をすれば、利息と手数料を加味しても、クレジットカード決済よりも安いことがある)。また、現地ATMにてトラブルが発生することがあることを念頭に、対応ができないと少しでも感じたら、下手に手を出さない方がいいと思う。よく分からないもの、自分の手には負えないものには、いくら安くなるといっても飛びつかない方が無難だと思う。

[FX外貨両替]デリバリー対コンバージョン


FX会社を利用して海外旅行で使用する外貨両替をお得にする手法には、デリバリとコンバージョンと呼ばれる2種類の方法がある。結論からいうと、コンバージョンが正解である。デリバリとは、FXでもったポジション(FXの注文のことで、例えば、2万ドルの買いポジションを持っている=日本円を売って米ドルを買った状態を保持すること。)を1枚(FXにおける最小取引単位で、1枚=1万通貨単位=約100万円)単位で外貨受け(外貨建てにて出金)するサービスである。手数料が安いことばかりを強調しているウェブサイトをよく見ると、このデリバリを使用していることが多々ある。デリバリを利用して外貨両替をしてお得なのは、要するに約100万円単位で両替を行う場合に限られており、普通の海外旅行者には無縁だと思う。

マネーパートナーズにおけるコンバージョンによる外貨両替では、FX取引のレートとは別のレート、すなわち、20PIPS(PIPSとはFXの取引レートの最小単位で、日本円の場合は銭=1/100円である。)を上乗せした独自レートで両替する。また、実際に現金として受け取る(成田空港での専用カウンタ)ための手数料として、別途1回500円がかかる。おそらく、一回の海外旅行において、5~15万円程度の外貨両替をすると思う。この場合、表1のスプレッドと経験的な両替手数料、すなわち、米ドル(3%)、欧ユーロ(4%)、英ポンド・スイスフラン(7-10%)を比較すれば、FXを利用した外貨両替の手数料がいかに安いか分かる。

欧ユーロ、英ポンド、スイスフランのように両替手数料が高い通貨はFXによる両替のメリットは大きい。しかし、米ドルに関しては、約3万円の両替で500円、約5万円の両替で1,000円、約10万円の両替で2,000円ほどの節約にとどまる。この手数料の差に魅力を感じるのであれば(両替の金額が大きい場合は手数料の差が効いてくる)、本ウェブサイトで紹介するFXを使用した外貨両替を実行するべきだ。誤差の範囲だと感じれば、わざわざ、手間暇をかけるのはばからしい。

表1 FXを利用した外貨両替の手数料
外 貨
円換算
手数料[円]
スプレッド
(ひらき)
F X
出 金
合 計
300
3万円
60 500 560 1.87%
500
5万円
100 500 600 1.20%
1,000
10万円
200 500 700 0.700%
1,500
15万円
300 500 800 0.533%
2,000
20万円
400 500 900 0.450%
3,000
30万円
600 500 1100 0.367%

私は2011年夏にカナダ渡航をした際に、成田空港を利用した。そのとき、今後海外旅行で使用すると思われる米ドル現金として、3,000米ドル(手数料込みで、1ドル=77円弱)を両替した。為替相場がどちらに転がるか分からないが、少なくとも3,000米ドルを使い切るまでの間は、円安(すなわちドル円の相場が上がるので、為替差益がプラスに発生する方向)に進んでくれれば(80円台を超えれば満足)、手数料を節約できる以上のメリット(為替相場が1円上がれば、3,000円の含み益が発生)がある。

[FX外貨両替]外貨両替に必要な手数料


FXを利用してお得に外貨両替をする場合、もしくはそれ以外の場合であっても、少なくとも外貨両替の手数料を安くお得にするためには、外為の基本的な用語・ルールを知っておく必要がある。テレビや新聞なで報道される外為の為替レート(日本円と外貨の交換比率、交換割合)は、FX取引をしている人、大口の外貨取引をしている人、大手銀行間でのレートである。従って、実際に外貨両替をする場合、そのレートに各種手数料が加えられる

為替レートは、TTSとTTBと呼ばれる2種類の表示方法がある。TTSレートは銀行からお客さんへ外貨を販売する場合のレート、TTBレートはお客さんから銀行へ外貨を売却する場合のレートである。いうまでもなく、TTS(銀行→お客さん)よりもTTB(お客さん→銀行)のレートが悪い。TTSとTTBの中間のレートをTTMという。図1にTTS、TTB、TTMの関係を示す。一般に、米ドルの場合はTTMとTTSは1%、TTMと現金TTSは3%のスプレッド(ひらき)がある。この スプレッド(ひらき) が外貨両替の手数料に相当する。いうまでもなく、米ドル以外の通貨はスプレッドが大きい(5~20%)。

例えば、銀行間レート(テレビなどで報道されるレート)が1ドル=100円01銭~99円99銭の場合、TTMは1ドル=100円になる。従って、電信レート(トラベラーズチェック、小切手、海外銀行への国際送金)は、1ドル101円~99円、現金レートは、103円~97円である。為替レートが変わらなければ、1ドル=103円で両替をして、1ドル=97円で再両替すれば、1ドルあたり6円の手数料(1万円で600円相当)が必要になってくる。従って、再両替(日本円→米ドル→日本円)が発生しないように、両替した外貨は使い切ることが原則である。
図1.  TTS、TTB、TTMの関係

TTMに対して実際に外貨を両替する手数料は、現金、クレジットカード、トラベラーズチェック、キャッシング、キャッシュカードを問わず、米ドルの場合(外貨両替の中で最も手数料が安い)、2-5%程度である。すなわち、どの手段を使ってもほとんど手数料は変わらないばかりか、時々刻々と変化する外為レートが数円動けば、節約した手数料は即座に吹っ飛んでしまう。私はマネーパートナーズというFX会社に口座をもっている。マネーパートナーズにて外貨両替をすれば、TTMに対して0.5%程度の手数料で外貨両替をお得にできる

[FX外貨両替]はじめに


海外旅行をする際に絶対必要になってくるのが、日本円を外国の通貨(米ドル、欧ユーロ、英ポンド)に両替することである。外貨両替をお得にする方法(手数料を安く、節約する)は検索サイトに適当なキーワードを入力するだけで、様々な方法を紹介した、たくさんのウェブサイトがヒットすると思う。私も外貨をはじめて触ったときは、様々なホームページを参考にした。外貨両替のやり方はたくさんあり、各々の手数料がすべて異なる。そのなかでも、FXを利用すれば外貨両替の手数料を格安に節約できるという記載が多いように思える。この件に関して、他のウェブサイトとは違う切り口で分析したいと思う。

結論からいうと、すべての人がFXを利用すれば安くなるわけではなく、結局、手間やコストを考えると、FXを利用した外貨両替はさほどメリットはない(お得ではない)。このブログの主旨から考えると、この結論に達することは明らかにおかしいと思うはずだ。しかし、FXによる外貨両替のしくみをある程度理解して、手数料がどこでどのくらい発生し、その結果どのくらい安くなるかを総合的に判断する必要がある。少なくとも私の場合は、かなり有利な為替レートで外貨両替を実現できている。もちろん、試行錯誤をしている中で、とても有利とはいえない失敗も経験し、その損益は次回への勉強代ということで納得して支払った。また、他のウェブサイトでは、都合がよい一部を抜き出して安いとうたっていることがあるので、私はFXによる外貨両替の本音を述べたい

そもそも旅行にはお金がたくさん必要で、それが海外であればなおさらである。手数料をいくら節約しても、色々なところでお金をたくさん使えば、結局あまり意味はないだろう。また、時々刻々と変化する外為相場において、数円動くだけで節約した手数料は簡単に吹っ飛んでしまう。ただし、人の人情としては、手数料をできるだけ安くしたいと思う。本稿(シリーズ)では、現実的な外貨両替の方法と、できるだけお得にする方法を紹介し、FXを利用した外貨両替まで述べる。

まず、海外で使用するお金をどのような形で持つかが重要である。一般に、現金、トラベラーズチェック、クレジットカード、国際キャッシング、国際キャッシュカードの選択肢がある。各々に一長一短なので、どれをやるのが正解というものはない。すなわち、両替する金額、両替する通貨、旅行の目的、語学力(英語、現地語)によって、すべての人で異なる。結論から言うと、要するに自分の目的を達成するために必要な現地通貨の現金を、必要なときに必要な金額用意することができるかが重要で、手数料を安くすることは二の次である。従って、何らかのトラブルが発生したとき適切に対応できるか、すなわち、ひとつの方法だけを用意しておくのではなく、複数の方法を用意する(または知っておく)ことが重要である。結局、外貨両替のやり方に正解はない。

以下に海外旅行(海外渡航)の際のお金の持ち方を、簡単に説明する。正直なところ、使い方がよく分からない、原理がよく分からない方法には、はじめから手を出さないことが重要である。また、1-2回程度の海外旅行であれば、様々な両替手数料を安くする方法が紹介されたウェブサイトの手法を実行しても、手間やコストを考えると割に合わないことが多い。
現金(日本円)
日本円の現金を持って海外に行っても、よほどマニアックな場所ではない限り、現地通貨に両替することは可能である。一般に、アジア諸国では簡単に両替することができるか、現地通貨と同様に利用できる場合さえある。ヨーロッパ、アメリカなどの主要国では、手数料は高いかもしれないが、現地通貨へ両替することはできるはずだ。一方、新興国や日本人が観光に訪れにくい場所では、そもそも日本円からの両替を断られることもあるので注意する必要がある。
現金(米ドル)
米ドル現金は、アメリカ合衆国の通貨にして基軸通貨(国際的な取引で主に利用される)であるため、アメリカの敵対国ですら、米ドル現金が使えないことはまずない。また、両替に必要な手数料は、他の通貨と比べてお得である場合が多い。すなわち、海外に行く場合、米ドル現金さえ持っていればなんとかなる。カナダ渡航の際に、日本円現金から両替したところ、手数料をぼったくられた。しかし米ドルに関しては、手数料がほとんど分からないほど安く、日本円~米ドル~カナダドルと二重に手数料を払っても、日本円~カナダドルよりも手数料が格段に安かった。
トラベラーズチェック
現在、アメリカンエキスプレスが唯一、米ドル、欧ユーロ、日本円、英ポンドなどのメジャー通貨に対し発行している。トラベラーズチェックは、小切手のたぐいで、サインをすることにより使用できる保険付現金である。ただし、例外を除いて(後述する)、トラベラーズチェックは今となっては過去のものであり、まず使い物にならない海外渡航の際は、お金を持つ手段の候補から外しても問題はないが、保険のために米ドルのトラベラーズチェックを少額持っておいてもよい(私はおまもりがわりに必ず持って行っているが、結局ほとんど使わずに持って帰っている。)。
クレジットカード
日本人は現金ニコニコ払いが好きな民族なので、クレジットカードはあまり使われない。クレジットカードの場合、どれだけ使ったか分からなくなる、お金が減っている感覚がないので際限なく使ってしまう、スキミングなどのカード被害があるので怖いなど、クレジットカードは敬遠されることが多いだろう。ただし、海外ではクレジットカードがなければ何もできない。ホテルに宿泊する際にデポジットとして、クレジットカードの掲示が求められる(私の場合でも、ほぼ例外なくクレジットカードを見せろと言われた。)。また、手数料の面で、手間やコストを考えると、結局クレジットカードで支払うのが一番安い。クレジットカードを持つのであれば、VISA、MASTERの両方をバランス良く、予備を含めて2-3枚持って行けば確実である。
国際キャッシング
キャッシングは、要するにクレジットカードを利用した借金である。日本にいる限り、キャッシングのお世話になる状況は好ましくないのはいうまでもないが、海外では少し事情が違う。海外に設置されているATMから、現地通貨を直接引き出すことができる。短期で海外に移動する場合、日本に帰ってから借金を繰上返済すれば、利息・手数料を加味しても、現地通貨の現金を格安で入手できる。ただし、海外の機械は日本では考えられないほどボロいので、トラブルが発生するリスクが格段に高い(私の場合は、きちんとした店舗を構えている銀行に設置されているATMにて、銀行の営業時間内に人がいることを確認してから利用している。)。
国際キャッシュカード
シティバンク銀行、新生銀行のキャッシュカードは、日本国内だけではなく海外のATMでも利用することができる。手数料は現金両替とほとんど変わらないが、少額を細かく引き出す場合には有効である。国際キャッシングと同様に、ATMトラブルに関するリスクがある現在利用している銀行のキャッシュカードが海外でも利用できるのであれば、おまもりとして持って行っても損はしない。ただし、わざわざ1-2度の海外旅行のためだけに、新しく口座を開設するのは手間だと思う。

先述したとおり、一般的な海外旅行の場合、素直にクレジットカード(VISA、MASTERの表示があるもの)を2-3枚(予備を含めており、トラブルがなければ1枚あれば十分)と、以下の方法で両替した現金を持てば十分事足りる。
  1. 国内の主要空港(成田空港、関西空港など)の両替窓口にて日本円から両替する。
  2. 事前に最寄りの銀行窓口で両替する。ただし、地方銀行であれば外貨の取り扱いがないことがある。
  3. 事前に大きい郵便局(中央郵便局など)に行き両替する。
  4. 銀行や郵便局に行かなくても、三井住友銀行の外貨宅配サービスを利用すれば簡単に外貨両替ができる。トラベラーズチェックの場合、手数料を安くしたければ、通販大手・セシールのトラベラーズチェック販売を利用すればいい。

2012/03/30

マネーパートナーズの外貨両替サービスにイギリス・ポンドとスイス・フランが追加された

外為(FX)業者のマネーパートナーズでは、外貨両替サービス(コンバージョン)を提供している。これまでは、米ドル(アメリカ)と欧ユーロ(ヨーロッパ)に限られていたが、新しく英ポンド(イギリス)とスイスフラン(スイス)も対応するようだ。英ポンドやスイスフランは、米ドルや欧ユーロと比較して手数料が高い。経験的に、両替手数料は、10,000円を両替した場合、米ドル・欧ユーロの場合、300円程度(3%)、英ポンドやスイスフランは1,000円~1,500円程度(10~15%)である。マネーパートナーズの外貨両替(コンバージョン)を利用した場合、両替する金額にもよるが、目安として0.5%前後を見積もっておけば十分(私の場合は0.4%弱)だと思う。

マネーパートナーズでは、FXによる外貨取引をしなくても、両替専用で口座を持つことができる。従って、FXや株の類は怖いという先入観があるはずだが、外貨両替専用に口座を持っておくこともできる。また、マネーパートナーズで外貨両替をする場合、好きなタイミングで、簡単にワンクリックで両替の注文をすることができる。すなわち、半年先に海外旅行を控えているのであれば、毎月一定額を細かく両替することで、ドルコスト平均の考え方により、外貨両替で大きく損をする(高い値段で両替をせざるをえない状況の発生)リスクを低減することもできる。

実際の両替方法は別の記事で紹介するが、おおまかな流れは次のとおりである。まずFX口座を開設してから、銀行から外為口座に送金(楽天銀行などのインターネットバンクからであればすぐに反映される)する。それから、好きなタイミングで両替(コンバージョン)をしてから、成田空港で現金を受け取る処理(出金手続き、一律500円)だけする。あとは、成田空港の指定窓口にて現金を受け取るだけだ。受け取る現金は外貨パック単位なので、細かく金額を指定することはできない。そのため、外貨パックの構成から、適当に配分しておく必要がある。

私の場合は四国に在住している関係で、海外渡航の際は関西空港を利用することが多い。そのため、昨夏、カナダ移動の帰りに成田空港を利用した際に、当面必要だと思われる米ドル現金を両替した。マネーパートナーズの外貨両替(コンバージョン)の手数料が安いからといって、わざわざ、両替のためだけに成田空港へ行くのは、交通費の面などでばかげている。しかし、何かのついでがあれば、事前に両替をしておいて損はないと思う。

2011/10/25

円建てトラベラーズチェックを換金した

海外渡航におけるトラベラーズチェックの利便性が悪すぎるため、とくに円建てトラベラーズチェックに関して、すべて円現金に換金した。高松市内の銀行では、百十四銀行の本店でしか円建てチェックは取り扱っていないということで、市内にある本店まで行った。1,000米ドル相当以上のチェックを換金する場合は、百十四銀行に口座がある人のみ受け付けるそうだ。手元にあった15万円分の円建てチェックをすべて換金し、米ドル建てチェックを4,000米ドルほど残してすべて処分した。トラベラーズチェックは、やはり時代遅れの代物だが、米ドル建てのチェックだけは、セキュリティの点からも使い道が残っていそうだ。外貨調達は、50米ドル紙幣、クレジットカード、クレジットカードのキャッシング、国際キャッシュカード、そして、米ドル建てトラベラーズチェックに絞られたと感じた。

2011/07/21

7月某日は私の誕生日なので、色々と特権が多い月

7月は私が生まれた月なので、何かと優待特権が多いつきである。毎週ワイシャツのクリーニングを依頼しているさかえドライからは、たち吉のお皿を、オートバックスからは時計をもらった。また、ポイントが累積したものやプレゼントポイントなどを併せて、オートバックスとザグザグの2カ所で、車とトイレ用の各消臭剤を無料で引き替えた。また先日の神戸移動の折、円高を受けて両替しておいたグリーンスタンプ(米ドル・$1紙幣)のストックが50枚になった。シティバンク銀行では、1人1回あたり、同一券種の上限は30枚が目安なので、こまめに入手することにした。

2011/06/12

シティバンク銀行のキャッシュカード

最近の円高傾向を受けて、ドルコスト平均法により、将来的に必要になる分の外貨を調達した。シティバンク銀行で両替すると、片道あたり1通貨単位あたり1円の手数料が発生する。そこで、手持ちのFX口座でコンバージョンしてから、シティバンク銀行の外貨建て口座に外貨建てで送金している。マネーパートナーズであれば、外貨建て送金が月に1回は無料である。また、シティバンク銀行の個人口座は、リフティングチャージが発生しない。結果的に、片道1通貨単位あたり0.2円で両替することができた。

そうしていくうちに、月額預金額が一定額を超えたため、シティバンク銀行のキャッシュカードの手数料が、月100回まで無料になった。入出金ができるATMは、シティバンク銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、出金のみできるATMは、イーネット、都市銀行、地方銀行である。従って、新生銀行と併せて、お財布代わりに使うことができそうだ。

2011/06/08

マイナー通貨両替に関する一検討

原則的に、米ドル、欧ユーロなどのメジャー通貨を両替する場合は日本国内、その他のマイナー通貨は現地で日本円から両替する。ただし、場所によっては日本円からの両替ができないか、できたとしてもレートが非常に悪い場合があり、米ドルを介して両替する必要がある。このとき、日本円から米ドル、米ドルから現地通貨と、2度の両替が発生するため、手数料が2回分必要になる。この手数料とレートを比較して、日本円から直接両替するべきか、米ドルを経由させるか決める。また、一般的に、どの通貨に対しても、日本円からよりも米ドルから両替する方がレートが良く、手数料が小さい場合が多い。

米ドルを国内で調達する場合、銀行、郵便局、外貨両替所で日本円から両替することができる。このとき、TTMに対し、為替手数料を含んだTTSに、両替手数料が1-2%程度上乗せされる。この結果、TTMに対し2-3%程度の手数料が必要である。例えば、$1あたりの手数料を2-3円と見積もると、$100では2-300円、$1,000では2-3,000円になる。この両替手数料を安くするためには、FX口座と外貨建て口座を組み合わせ、0-1%のトラベラーズチェックで出金、または、現地通貨建て口座に電信送金し、現地ATMで手数料無料で出金する方法がある。マネーパートナーズでは、500円の手数料で、米ドル$10,000、欧ユーロ€5,000まで現金で出金することができる。例えば、$1あたりの手数料は、$1,000では0.7円、$2,000では0.45円、$3,000では0.37円になる。本稿では、$1あたり0.5円で米ドルを調達できることを想定して計算する。シンガポールドル(SGD, S$)を両替する場合、本日の現地銀行のレートは次の通りだった。

$1 = \x で両替できる場合、x : 1.2230 = 100 : 1.5245より、x = 80.223になる。本日のマネーパートナーズのレートは、$1 = \79.7であった。従って、二重で手数料を支払っているにも関わらず、米ドルを安く仕入れることさえできれば、米ドルを経由させてもほとんど変わらないことが分かった。従って、為替手数料は無視できるため、両替手数料を考慮する必要がある。原則に戻って考えると、米ドルの方が日本円よりも両替には有利であるはずなので、常に米ドルを経由させる選択肢もありかもしれない。もちろん、為替変動リスク、現金のリスクなどがあることはいうまでもない。

2011/05/13

神戸・西宮・尼崎へ行った

ゴールデンウィークは、引きこもって作業を続けていたため、精神的に限界に達しつつあった。また、先々のスケジュールを考慮すると、このタイミングで気分転換に出かけるのがベストだと判断し、思い切って神戸、西宮、尼崎を散策した。高松中央ICから高速に乗り、神戸淡路鳴門自動車道、阪神高速を経由して三宮へ抜けた。大丸神戸提携の駐車場に車を置き、三宮駅方面へ商店街を散策した。神戸珈琲物語にてオリジナルブレンドを100g、コナ100%を100gずつ購入した。

それから、中川文具センターへ行き、神戸INK物語の摩耶ラピスを買った。神戸INK物語シリーズの中で以前から欲しかった色で、3度目にしてようやく手に入れることができた。その後、JR三宮駅ビルの方面へ移動すると、両替はこちらという案内表示があった。そこで、シンガポールドル(SGD)とカナダドル(CAD)の現金が夏頃に必要になる可能性が高いので、約10,000円ずつ両替することにした。シンガポールドルやカナダドルは、予想以上にTTMに対する現金レートのスプレッドが大きかった。また、対米ドルに対しアジア通貨高や資源国通貨高であったため、円高により多少は緩和されたとはいえ、手元に残る外貨が少ないように感じた。

商店街を散策しながら、大丸神戸へ戻ってきた。隣のビルが東京三菱UFJ銀行だったため、シンガポールドルは現地で日本円から両替すれば解決できると思ったが、カナダドルに関してはトラベラーズチェックを買っておくことにした。私は基本的に外貨の取引はシティバンク銀行で行っているが、マイナー通貨は取り扱っていないため、手数料やレートが悪かったが、C$50のトラベラーズチェックを4枚ほど購入した。ただ、カナダは物価が高いらしいので、カナダ行きが確定した段階で、セシールの通販で、C$100のチェックを5枚ほど追加で購入しようと思う。

三宮を後にしてから、阪急西宮ガーデンズへ移動した。一番の目的は、テナントとして入っている成城石井にて、珍しい食品を買うことだった。何品か購入して帰り際に、正面にITOYAというテナントが入っていた。文房具の老舗がついに関西にも進出してくれたのかとうれしく思い、店内を一周すると、以前から目をつけていたロディアのマウスパット兼用メモを発見した。2時間ほど店内を散策してから、コストコ尼崎へ寄って帰宅した。

2011/03/29

外為FXの口座を申し込んだ

外貨両替の手数料がお得にできるという情報を得たので、マネーパートナーズの口座を申し込んだ。現金・現物以外には興味がなく、株・先物・FXなどをやるつもりはない。しかし、任意の通貨単位でコンバージョンをした場合、米ドルのスプレッドが40銭である。現在は、シティバンク銀行で両替をしており、スプレッドが2円であるため、それと比べても安い。例えば1,000ドル両替すれば、従来は1,000円必要だったが、FXを使えば200円で両替ができる。まとまった額を両替するときはデリバリーという選択肢もあるが、現実的にはコンバージョンで必要なだけ両替するのがベストだと思う。

両替した外貨は、シティバンク銀行のマルチマネー口座に入金すれば、月に1回まで入金手数料が無料、リフティングチャージが不要らしいので、使い勝手が良さそうだ。シティバンク銀行は地元にはないので、関西方面に行ったときにでも、手数料1%でトラベラーズチェックを作るか、2%で現金を入手すれば良さそうだ。外貨キャッシュカードを検討しているが、1回あたりシティバンク銀行に2ドル、提携ATMにも2-3ドル必要な点、アメリカ国内でしか使えない点を考慮して検討する必要がある。また、マネーパートナーズでは、手数料500円で成田空港で現金を受け取れるサービスが始まったようだ。もし関西空港でも同様のサービスを提供してくれると、かなり使えると思った。みずほ銀行の外貨普通預金は、リフティングチャージ2,500円、外貨現金引き出し手数料1,000円であるので、2,000ドル程度の現金を用意するときはこちらの方がお得かもしれない。ただし、2,000ドルを現金で持ち歩きたくはない。

2010/11/08

アメリカンエキスプレスのトラベラーズチェックがキャンペーンをしていた

アメリカンエキスプレスのトラベラーズチェックが、キャッシュバックキャンペーンを行っていた。5万円あたり500円分の還元があるため、以前と同じ程度の手数料で購入することができる。最近は、トラベラーズチェックの利便性が失われつつあると思うが、やはり安全にお金を携帯する手段として、選択肢の中から外すことはできないだろう。ただし現実的には、2万円相当の現地通貨現金とクレジットカードでなんとかなり、トラベラーズチェックは毎回お守り代わりかもしれない。